2006年05月20日

沖縄コーヒーを、より高品質にするための栽培管理上の考え方

単純に“純国産”とか“鮮度”、“希少性”、“安全性”を
売りにするだけでは、あまりにも“芸”がありません。

せっかくコーヒーを栽培するなら、
世界最高のコーヒーづくりに挑戦したいものです。

沖縄コーヒーの品質を高めるためには、
個々のコーヒー栽培農家のレベルアップも必要ですが、
コーヒー栽培者側の統一された基準づくりも
今後は必要になると思われます。

将来的には、
ハワイのコナ・コーヒーのように、
世界中で認知される沖縄ブランドのコーヒーが
出来るはずだと思っています。

熟慮したわけではありませんが、
私が常々念頭に置いている栽培管理上の考え方をご紹介します。

1.“品種”の統一
・ コーヒーの木で、
  「アラビカ種であれば何でも良い」
  というのではなく、
  その品種ごとに収穫・分類されなければならないと思います。

2.優良な木の種から発芽させた苗木を使うこと
・ 健康で、良い実をたくさん付けた優良なコーヒーの木の種から
  発芽させた苗木を使うべきだと思います。

3.苗木の選別
・ 発芽して育苗した苗木で、
  形の良いものを選別することも重要でしょう。

4.圃場、土壌作りと肥料
・ 防風対策の具体的方法と効果性
  ハイビスカスやカボックを防風林にされている
  山城先生の方式で良いと思います。

・ 除草剤や農薬の使用はしないこと

・ 使用して良い有機肥料と使用しないほうが良い肥料を分けること
  「鶏糞」は使用しない方が良い、というのは私の持論です。
  詳しくは、また後日書かせて戴きます。

・ 葉面散布の頻度と液肥の内容、希釈倍率など

・ 土壌の排水性についての考え方

・ 追肥の時期と施肥の内容・量、与え方

・ 病害虫対策の研究
  殺虫剤は島唐辛子、月桃などを木酢、焼酎漬けにしたもので、
  効果性を確認していますから、
  化学殺虫剤や農薬の使用はせずに
  予防をする方法を確立すべきだと思います。

5.移植の時期
・ 植え付けの時期
  沖縄では、
  3月下旬から台風が襲来する前の6月くらいが適当ですが、
  さらに旧暦や潮汐も関係しているのかもしれません。
  (現在、研究中です。)

・ 支柱の有無

・ 樹齢ごとの分類

6.収穫方法・熟度が不完全な豆は収穫しない
・ 収穫後の処理方法

7.剪定時期と方法


等級の基準づくりの必要性
現在の沖縄コーヒーは、
生産者がそれぞれ独自のやり方を貫いています。

悪く言えば「バラバラ」です。

将来的には、
沖縄コーヒーの“統一基準”をつくり、
沖縄コーヒー自体の品質を安定させ、
より価値を向上させる取組みをしなければならないと思います。

“統一基準”のプログラムは
コーヒー栽培農家だけではなく、
専門家や取引業者、行政も参加させることが肝要と思われます。

防風林に向くハイビスカス(在来種)
ハイビスカスの花.jpg

ハイビスカス.jpg

防風林に向くカボック
カボック3.JPG

カボック.jpg

カボック1.jpg



posted by COFFEE CHERRY at 18:32| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの品質を高めるための考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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