2007年12月09日

コーヒーの葉の“お茶”(紅茶の試作)B

“3大茶”というと、
紅茶や中国茶、緑茶のことを指すようですが、
お茶の葉というのは全て同じ「カメリア・シネンシス」という、
中国雲南省あたりが原産の常緑樹から作られていて、
このツバキ科カメリア属に分類される茶の木は、
大きく分けると、
 ・ 低木で葉も小さな中国種
 ・ 高木で寒さに弱いアッサム種
 ・ アッサム雑種
の3種に分類されるようです。

熱帯植物であるコーヒーが、
南北回帰線の内側の熱帯や亜熱帯の地域で
露地栽培されるのに対して、
茶は比較的温暖な年平均気温が13℃以上、
年間降水量が1,300〜1,400mm以上の弱酸性土壌の
亜熱帯や温帯地域で露地栽培されているので、
本土では知名度が低いのですが、
沖縄本島の中北部でも、緑茶や紅茶が栽培されていて、
沖縄紅茶の歴史はまだ浅いですが、
高品質の緑茶は静岡にも出荷されているのです。

茶の種類は栽培方法や加工法によって分類され
製造方法によって、
 ・ 緑茶
 ・ ウーロン茶
 ・ 紅茶

などの異なる製品になるのですが、
これは茶の発酵の有無によって、
 ・ 不発酵茶
 ・ 半発酵茶
 ・ 発酵茶

に大別されることによるわけです。


昨日実験した「緑茶」は、
“不発酵茶”で、
「製造の最初の工程で茶葉を蒸したり釜で炒ることで、
 酸化酵素の働きを停止させてつくったお茶」

で、
完璧なテスト結果ではありませんが、
コーヒー茶には向かないようでした。もうやだ〜(悲しい顔)

今日は、紅茶方式の
「茶葉を萎えさせてよく揉み、
 しばらく置いて酸化酵素を充分に働かせることにより、
 タンニン(カテキン)を酸化させる」

“発酵茶”を作る要領で、
コーヒー茶を作ってみようと思います。

今日の作業手順
@ コーヒーの新葉を24時間、日陰干しにする
071208-1.JPG
  24時間日干ししたコーヒー新葉

A 発酵を促すために葉を傷つける
  両手のひらですり合わせるように、
  大ざっぱにもみ込むと、葉が傷ついて発酵が始まり、
  色濃く変色してくる
071208-2.JPG
  新葉を両手のひらで軽くもみ込む

071208-3.JPG
  軽くもみ込み、少し変色したコーヒー新葉

B 発砲スチロールの箱に、濡れフキンを絞って敷き、
  葉を敷いて、その上に濡れフキンをかぶせ、
  フタをして約3〜4時間発酵させる
  発酵にムラが出ないように、時々葉をかき混ぜ、
  葉の変色が進み、全体が茶色くなるまで置く

071208-4.JPG
  発砲スチロールの箱の中に、濡れフキンを絞って敷く

071208-5.JPG
  濡れフキンの上に、もみ込んだコーヒー新葉を敷く

071208-6.JPG
  コーヒー新葉の上に、フキンを包み込むようにかぶせる

071208-7.JPG
  30分経過後の様子、一部が茶色く発酵してきたexclamation

071208-8.JPG
  葉をかき混ぜ、全体が茶色くなるまで置く

071208-9.JPG
  見事に茶色く発酵したコーヒー紅茶exclamation

C フライパンの弱火で葉を煎る
  熱をかけると発酵が止まるので、
  充分乾燥させてパリパリになったら出来上がり

071208-10.JPG
  フライパンで煎る

071208-11.JPG
  乾燥してパリパリになったコーヒー紅茶exclamation

こうして、出来上がったコーヒー紅茶は、
画像では腐葉土のようですが、
実際にはお茶らしく見えました。

071208CoffeeTea.JPG
  入れたてのコーヒー紅茶

熱湯をコーヒー紅茶に注ぐと、
ますますお茶らしい色合いが出て、
期待が膨らみます。

肝心の味は、
「苦味もなければ、マズくもなく、
 昨日の緑茶と比較すると、ずっと飲みやすく、
 リピート可能」

ですが、
もう少し香りとコクがあった方が良いかも、
それに微妙に葉の生臭さを感じましたから、
 ・ 発酵時間が短すぎた
 ・ 煎る温度が弱かった
 ・ 全部茶色く発酵する前に煎ってしまった

ことなどが敗因と思われ、
また沖縄の12月は日中気温が20度ありますが、
それでも冬ですから、
今ごろ「お茶作り」をするのが、
そもそも間違いなのかもしれませんね。もうやだ〜(悲しい顔)

それでも、ひと言でいえば、
「まあまあの味」
で、
これも、残りはオリジナル薬草茶行きになりました。

充分に発酵させて、煎る温度に注意すれば、
もう少し違った風味や味になるかもしれません。

次回は、半発酵のウーロン茶方式に
チャレンジしようと思いますが、
はたして、どんな味でしょうかexclamation&question

posted by COFFEE CHERRY at 17:44| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | コーヒーの葉からお茶を作る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月07日

コーヒーの葉の“お茶”(緑茶の試作)A

私の実家に茶畑があり、少量ですが新茶を生産しているので、
自宅の台所で即席緑茶を作る要領で、
“コーヒー緑茶”を作ってみました。

0712コーヒーの葉の茶2.JPG
  コーヒーの新葉

机上プランでは、
 @剪定した枝の新葉を摘む
 A湯を蒸し器で沸かし、蒸気が上がってきたら2分葉を蒸す
  まんべんなく熱を通し、青臭さを抜き、
  色が変わらないうちに火から下ろす
 B葉を一気に冷ます
  盆ざるにキッチンペーパーを敷き、
  葉を重ならないように広げてウチワであおぐ
 Cフライパンを弱火で熱し、
  葉の水気がとぶように木ベラでかき混ぜる
  焦がして茶色くすると苦味になるので注意
 Dある程度水分が抜けたら、
  キッチンペーパーを敷いたまな板の上に茶を広げて
  放置して自然に冷ます
 E葉を手でつかめる温度まで下がったら、
  手のひらで葉をもみこむ
  左手に葉をひとつかみして、
  右手をローラーのようにすべらし、葉を棒状に丸める
 Fまた上記Cに戻り、フライパンで煎り、
  冷やしてもみ込むことを数回繰り返す
  水分が抜けて上品な緑色のまま
  パリパリになったら出来上がり
  美味しさに自画自賛する

というものでしたが、
茶葉とコーヒーの葉では、やはり少し違うようで、
コーヒーの葉が棒状になってくれず、
パリパリではなく、バリバリになってしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)

フライパン温度や水気、冷却などに
もうひと工夫必要なのかもしれませんね。

「熱を加えて葉の鮮度の良いうちに乾燥させる」
ことがポイントなので、
電子レンジでもいけるのかもしれません。

しかも、コーヒー緑茶作りで頭が一杯で、
手順ごとにデジカメ撮影するのも忘れてしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)

0712コーヒーの葉の茶1.JPG
  出来上がったコーヒー緑茶

そうして、出来上がったコーヒー緑茶は、
見た目はともかく、
味は、
「緑茶+ほうじ茶を50倍くらいに薄めた味」もうやだ〜(悲しい顔)
で、
「苦味もなければ、マズくもなく、
飲みやすいのですが、味がかなり薄い」
もうやだ〜(悲しい顔)
というものでした。

この方法では、緑茶やほうじ茶などに混ぜても
味が変わらないでしょうが、
ピュア100%で飲めなければ、意味がないですからね。

今日の方式では「薬草茶に混ぜる」しかないようですが、
なんとか、コーヒー茶を美味しく飲みたいので、
次回は、発酵方式にチャレンジしてみようと思います。


なお、今回使用したコーヒーの葉は「新葉」です。

以前から「コーヒー茶」に興味はあったのですが、
コーヒー栽培にとって新葉はとても大切なので、
なかなか実験できなかったのです。

今回、国頭村に念願の移転を前にして、
コーヒーの成木の高さが3mを越えているものがあるために、
成木をトラック荷台に載せるためにも
高さを2mにピンチしたので、
先端部分の新葉が、たまたま利用できたのです。

味の薄いコーヒー緑茶は、
他のオリジナル薬草茶に混ぜて飲んでいるのですが、
どうも「利尿作用」は、相当あるように感じますが、
どうでしょうかexclamation&question
posted by COFFEE CHERRY at 10:33| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの葉からお茶を作る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月06日

コーヒーの葉の“お茶”(試作)@

「コーヒーって、飲むほかに何か出来るのexclamation&question
と、突然聞かれると、
 ・ コーヒーゼリー
 ・ シェイク
 ・ 果肉のジャム
 ・ 泡盛漬け
 ・ 染料
 ・ 脱臭剤(出し殻を乾燥させたもの)

などを答えるものの、
私自身なにか物足りなく感じていました。

コーヒーの歴史では、
13世紀ごろに焙煎が行われるようになったらしいのですが、
それ以前は、生の葉や豆を煮出した汁が
飲まれていたような記述がある文献もありますし、
ウコンで有名な琉球大学の本郷富士彌・名誉教授が、
ギンネム茶や発酵ウコン茶を創り出したことで、
「コーヒーの葉も、お茶に出来るのではexclamation&question
と、アドバイスを戴いていたこともあって、
コーヒーの葉による“お茶”作りにチャレンジしてみよう、
と、思い立ちました。

「コーヒーの葉をお茶にする」
というのは、過去に事例がないと思われますし、
現段階では、コーヒーの葉の“成分や効用”が不明ですが、
まあ、毒性はないでしょうし、
「コーヒー豆の成分や効用に近い作用くらいは有り得る」
という仮定で、
今日から“お茶”作りの実験をしてみようと思います。

私の実家では緑茶のお茶畑が1,000坪ほどあるのですが、
新芽の手摘みくらいの手伝いで、
あとは組合で加工していたので、
毛が生えた程度の経験しかないので、
はたしてうまくいくかどうかわかりませんが、
どんな味がするのか楽しみですね。
posted by COFFEE CHERRY at 10:09| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーの葉からお茶を作る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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