2013年03月01日

ヤンバルクイナの救助

2月21日(木曜日)朝の犬散歩の途中で、
ひん死のヤンバルクイナに出会い、
すぐに野生生物保護センターに届けました。

ひん死のヤンバルクイナ20130221-1.JPG
発見時は、カラスの死骸かと思ったのですが、
よく見るとヤンバルクイナでした。
時々、羽をバタつかせようとするだけで身動きが取れない状態でした。
目は生き生きとしていたので助かると思い救助することにしました。


ひん死のヤンバルクイナ20130221-2.JPG
 国の天然記念物ヤンバルクイナに触るのは私もさすがに初めてでしたが、
 軽いのとヒンヤリした感じが印象的でした。
  かなりなダメージを受けているのか、まったく無抵抗でした。


ひん死のヤンバルクイナ20130221-3.JPG
 ヤンバルクイナを保護した辺りは、
 野生化した捨て犬の群れの縄張りエリアなので、
 発見が遅れていたら、間違いなく彼らの朝食になっていたはずです。
 沖縄ではペットを飼う人は多いのですが、
 マナーやモラルに欠ける飼い主も多く、
 やんばるには犬やネコを捨てに来る人がけっこういます。
 南城市大里の沖縄県動物愛護センターで
 二酸化炭素ガスで安楽死処分させられているのは、
 犬ネコ併せて平日50頭前後もいるのですが、
 これが可哀そうだと、やんばるに捨てる方がもっと残酷です。
 今までペットフードなどを与えられていた犬ネコが、
 飼い主の身勝手な都合で突然捨てられると、
 もともと野生ではないので、どうやってエサを取るのかもわからず、
 ほとんどの捨て犬やネコは飢え死にしてしまうのです。
 捨てた飼い主は善人気取りなのでしょうけど、
 捨てられるエリアでは、ヤンバルクイナも食餌の対象ですから
 生態系にも影響が出てしまうのです。
 我が家のエリアはヤンバルクイナの大生息区ですが、
 野犬の群れが動くたびに、ヤンバルクイナも移動しています。
 「ヤンバルクイナを守るため」という大義のマングース隊と呼ばれるマングース捕獲隊は
 実態は「我が家の生活費を稼ぐため」であってヤンバルクイナの保護は二の次ですから、
 ヤンバルクイナを食べてしまう野犬にも何の対策もしません。


ウフギー自然館20130301.JPG
 保護したヤンバルクイナは、段ボール箱に入れて、
 環境省やんばる野生生物保護センターに届けました。
 ちょうど見学に来ていた中部商業高校の方が
 運よくヤンバルクイナと対面出来ました。


琉球新報の記事20130301.JPG
 今朝の琉球新報の朝刊31面(社会面)の中央に
 28日(木曜)16時の放鳥の様子が出ていました。
 ウフギー自然館の方から、何度も電話を戴き、
 28日放鳥の立ち会いを頼まれましたが、
 マスコミが来る、というので「用事がある」ということにしてお断りしました。
 記事には「全身に激しい打撲があり、交通事故かも」と出ていましたが、
 交通事故ではありません。
 なぜ断言出来るかというと、県道70号線に近いといっても
 車が入れない場所だったからです。
 ただ野犬やカラスなら、打撲では済みませんし、
 本当の打撲の原因は判りません。
 それでも元気を取り戻し、放鳥してもらえたのは良かったです。
posted by COFFEE CHERRY at 21:38| 沖縄 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月28日

優雅に舞うサシバ

10月に入り、サシバを時々見かけるようになりました。

サシバは渡りの鷹ですから、珍しくはないのですが、
別名大扇(おおおうぎ)と呼ばれるように、
翼を広げると1mにもなる雄大な鷹を間近に見ると、
檻(おり)の無い自然動物園に居るようです。

サシバ20121024-1.JPG
 我が家から20m離れたモクマオウの先端で休息中の
 タカ目タカ科サシバ属に分類されるサシバ(差羽)です。
 体長は50cmは有りそうで、大きく目立ちます。
 6年前から環境省レッドリストの絶滅危惧II類に指定されているようです。
 画像が不鮮明なので性別は判りません。


サシバ20121024-2.JPG
 優雅に円舞するサシバ。
 下から見ると白っぽいのですが、どうも焦ってシャッターを切るので
 ピンボケ画像ばかりになり、何とか見れるのが2枚だけでした。
 ヘビやネズミ、トカゲ、カエル、バッタなどを捕えているのだと思います。
 まさに生態系の食物連鎖ですね。


都会の喧騒を離れて、自然と共生する時を過ごせるのは
心が癒されて、幸せを感じます。
posted by COFFEE CHERRY at 11:10| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月23日

ホルストガエル現る

やんばるは自然の宝庫ですが、
林道開発や森林伐採で生態系が分断され、
生息環境の悪化などによって
絶滅の危機に瀕した動植物が確実に減少しています。


ホルストガエル20121023.JPG
 「ホルストガエル」という変わった名前の大きなカエルです。
 英名「Holst's Frog」、「ホルスト氏のカエル」という意味の名前なのです。
 大きさは約15cm、「イボがあって気持ち悪い」と言ったらカエル君に失礼かな。
 ジャンプを恐れながら前足の指が5本あったのも確認出来ました。


撮影は国頭村の我が家の裏玄関の先、つまり自宅の庭です。
我が家は典型的な過疎地で隣家とも数百メートルも離れているので、
ヤンバルクイナやリュウキュウヤマガメ、ノグチゲラなど絶滅危惧種も多く、
まるでサファリパークの中に住んでいるようです。

ホルストガエルが、我が家の周りに生息しているのは
引越し当時から判っていました。
何しろ毎日夕方以降、大きな声で鳴くのですから。

それも、とてもカエルの鳴き声ではなく、
「ポン!」とか「オン!」とか、そんな感じの
静寂な空間にこだまするような大きな、
特長ある鳴き声なのです。

「ヤンバルクイナの鳴き声も数種類あるけど、これではないし、
 いったい何が棲んでいるんだろう」

と調べて、ホルストガエルだと判明たのですが、
彼らは慎重なのか警戒心が強いのか、
姿をまじまじと見たのは今日が初めてです。

ホルストガエルは、
 ・ 環境省レッドデータブック:絶滅危惧TB類
 ・ 沖縄県レッドデータブック:絶滅危惧TB類
 ・ 沖縄県指定天然記念物

に指定されている希少種で、
しかも本島北部の山林地域と
那覇空港から肉眼で見える渡嘉敷島にのみ分布している
なかなか見ることが出来ない動物ですから、
我が家近郊では、毎日のように見かけるヤンバルクイナより希少かもしれません。

コーヒー山にも生息しているのかもしれませんが、
彼らが鳴く夕方は私は帰路に着くので、
ハブと同様に、夜間活動派とはなかなか会えません。

食性は肉食系で、
昆虫類、甲殻類、クモ類、ムカデ類、陸棲の貝類などに加え、
ガラスヒバァ(成体で約1mの小形無毒ヘビ)の子供を
食べることもあるようです。
posted by COFFEE CHERRY at 17:03| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月14日

タイリクショウジョウトンボのつかの間のひと時

台風21号が沖縄本島に接近しています。
明日15日(月曜)以降は、北西に進路変更をする模様で、
そのままだと本島と久米島の間の座間味諸島に向かうようになっていますから、
だとすると、来週の中ごろには本島全域はまたしても暴風域に入り、
やんばるはまた東からの暴風に苛(さいな)まれることになりそうです。

度重なる大型台風ではお決まりの停電も困りますが、
やんばるでは台風で電話線も被災していて、
我が家でも電話が復旧したのは昨日13日(土曜)の夕方5時半で、
台風17号通過後、実に2週間ぶりのことでした。

今度の台風17号は、最近めっきり冷え込んできた本土や
台風で海底をかき混ぜられて海水温度が下がっている本島近海には
さすがになかなか上がって来られないようで、低速で迷走しています。

台風は時速7kmらしいのですが、
これはどのくらいの速さかというと、
不動産屋さんの店頭に出ている「駅から徒歩○分」という表示は
「一分間に80m歩く速度」
つまり時速4.8kmなので、
急ぎ足といわれる時速6kmより、
遅いジョギング程度をイメージすればいいと思います。

遅いジョギング程度で、ダラダラと海上を進み、
しかも迷走しているのですが、
50km競歩の世界記録は3時間34分14秒、
時速換算すると14.0kmですから、ヒトより遅い。
来るなら早く来てサッサと通りすぎてほしいものです。

昨日、自宅の庭でタイリクショウジョウトンボと出会いました。
彼は相次ぐ台風でも生き延びていたんですね。
彼が翅(はね)を休めている間、彼を見て癒されていました。

タイリクショウジョウトンボ20121013-1.JPG
 トカラ列島以南の南西諸島に分布するタイリクショウジョウトンボは
 本土のショウジョウトンボの亜種です。
 成体の雄は全身が鮮やかな赤色で、
 未成熟の雄や雌はオレンジ色なので、画像のトンボは雄だと判るのです。
 童謡で歌われる「赤とんぼ」はアキアカネなどのアカネ属のトンボですが、
 アカネ属種は沖縄にはいないようで、
 沖縄で赤とんぼというとタイリクショウジョウトンボの雄のことを指します。
 腹部に黒い筋が入り、アカネ属のトンボに比べて
 腹部が太めで平べったいのがタイリクショウジョウトンボの特長のようです。
 一年中飛んでいるふつうのトンボで、絶滅危惧種ではありません。


タイリクショウジョウトンボ20121013-2.JPG
 タイリクショウジョウトンボの「ショウジョウ」は、
 中国の伝説の動物というと竜や麒麟がありますが、
 “猩々(しょうじょう)”という、体は人間に似ていて
 朱色の長毛に覆われ、人語を解して酒を好むという
 動物の名前にちなんでいるようです。
 能の、おめでたい演目に「猩々(しょうじょう)」に使われる能面が
 赤ら顔をしていて、赤い長い髪を振り乱して舞うので、
 能の「猩々(しょうじょう)」から命名されたのでは、と
 勝手に想像しています。
 漢字で「猩々」と書く動物はオランウータンだから、これは無関係ですし、
 赤い目をしてお酒に群がるショウジョウバエや
 漢字で「猩々木」と書くポインセチアなど、
 赤みの強い色彩を持つ草、貝、蟹、海老、鳥などの動植物には
 この「猩々(しょうじょう)」が付いた名前が付けられているものがありますから、
 なかなか名付けも興味深いところがあります。
 宮崎駿監督のアニメ作品「もののけ姫」にも
 「猩々(しょうじょう)」と呼ばれる不気味な容姿と赤く光る眼をした
 猿の一族が登場していましたね。
 夜な夜なタタラ場周辺の禿山に出没しては樹を植えるのですが、
 直接山犬族や猪族と一緒になって人間と闘うことはせず、
 最後には絶望して森を去ったような記憶があります。
 壮大な内容のわりに、印象度が少ないアニメ映画でした。
 ちなみに、千葉県木更津市の浄土真宗本願寺派の
 證誠寺(しょうじょうじ)をモデルとした
 野口雨情(うじょう)作詞、中山晋平作曲の童謡
 「証城寺のたぬきばやし」は
 まったく無関係のようです。


コーヒー生豆が翡翠なら、
タイリクショウジョウトンボはルビーですね。
posted by COFFEE CHERRY at 14:50| 沖縄 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月12日

Batman現る

相次ぐ大型台風で吹き飛ばされるのは屋根や家屋、車両の一部だけではなく、
昆虫なども吹き飛ばされています。

そのため、野鳥やヤンバルクイナ、ヘビ、トンボなどが
エサを求めて駆けずり回っている光景を、
台風一過後によく見かけるようになっています。

我が家に隣接するミニバナナ園や、
そこから約40m海抜が高い大バナナ園は
残念ながらほぼ壊滅してしまいましたが、
自宅の庭周辺では奇跡的に約10本のバナナが残りました。

午後のまだ明るい時間なのに、私の頭上を飛んでいくオオコウモリが
イスラエルバナナに向かって行きました。

オリイオオコウモリ20121012-1.JPG
 沖縄本島とその周辺の離島に生息する
 「オリイオオコウモリ」
 で、両腕を広げた大きさは、子どもの傘くらいありました。
 この画像は背中側で、台風でかろうじて残ったイスラエルバナナの果実を
 食べているところです。
 黒いエプロンを腰のあたりで締めているように見えますね。


オリイオオコウモリ20121012-2.JPG
 彼は私の気配に気が付いて、
 タヌキのような頭を私に向けて、私の様子を伺っているところです。
 私は「ただ撮影しているだけだから何もしないよ」と想念を送りました。


オリイオオコウモリ20121012-3.JPG
 私の撮影がヘタなので画像がはっきりしないのですが、
 彼は再びバナナの熟れた果実を食べ始めました。


オリイオオコウモリ20121012-4.JPG
 どうも集中できないようで、
 「バナナを食べたいけど、ヒトが気になるし…」
 と思案しているところです。


オリイオオコウモリ20121012-5.JPG
 再び私と目を合わせ、彼は直後にバタバタと飛び立ってしまいました。
 彼の首の周りがエリマキのように白っぽくなっていますが、
 これが沖縄のオリイオオコウモリの特長です。



日本に生息するオオコウモリは2種類あり、
1つは小笠原諸島にオガサワラオオコウモリ、
もう1つは南西諸島の奄美諸島以南のクビワオオコウモリです。
昔はオキナワオオコウモリが本島に生息していたらしいのですが、
現在は見かけたことも死骸を発見することもなく絶滅したといわれています。

沖縄本島とその周辺に生息するオリイオオコウモリは、
クビワオオコウモリの亜種で、
奄美大島周辺に生息するエラブオオコウモリ、
北大東島と南大東島に生息するダイトウオオコウモリ、
宮古島から西の八重山諸島に生息するヤエヤマオオコウモリという
それぞれ首周りが白っぽくなっているクビワオオコウモリの4種の亜種が
南西諸島のそれぞれに分布しているようです。

オリイオオコウモリは沖縄県レッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されているものの、
本島内では低地の林から山地まで見られ、
日中は樹木の枝にぶら下がって休息し、
ふつうは夜間に活動するのですが、
度重なる台風で食餌が少なくなっているようで、
日中の午後にバナナを食べに来たのでしょう。

花の蜜や昆虫なども食べるようですが、
彼らの主食は果実で、バナナが大好物です。
彼らのためにもバナナ畑を復活させないといけません。
posted by COFFEE CHERRY at 20:47| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月06日

アオカナヘビを見て自然環境を考える

今日はコーヒー山の苗木定植の休憩中に、
南西諸島の宝島、奄美大島、喜界島、徳之島、沖縄島、久米島などに
生息するアオカナヘビと出会いました。

アオカナヘビ20120905-1.JPG
 どこに居るか判りますか?
 綺麗な緑色や白、褐色が迷彩色のようで
 動かないとなかなか見つけにくいトカゲです。


和名は
「青金蛇」
といって“蛇”と書きますが
手足があるように、ヘビではなくてトカゲです。

コーヒー山では冬以外はよく出会う昼行性のトカゲですが、
とにかく俊敏で警戒心も強く、緑色の保護色をしていて
体長が30cm弱でヘビのような体形をしているので、
なかなか撮影しにくいのですが、
今日はたまたま彼が小さな昆虫を食べるのに集中していたことで
20枚以上を撮影出来て何とか数枚がきちんと写っていました。

アオカナヘビ20120905-2.JPG
 とにかく俊敏で、チョロチョロと動いたかと思うと止まり、
 止まるとどこにいるのか判りにくくなり、撮影しにくいので、
 「このへんだろうな」と思うあたりで何度もシャッターを下ろして
 何とか4枚だけ撮影に成功しました。


アオカナヘビ20120905-3.JPG
 30年前には本島のどこでも見られたようですが、
 近年は腐葉土の多いやんばるや大きな公園などでしか見かけられないようです。
 南西諸島の日本固有種なので越冬ももちろん可能ですが、
 地表温度が15℃を切ると堆積した落ち葉の中に潜り込み
 沖縄のヘビのように動きが鈍くなって春までほとんど捕食しないようですから、
 そういう腐葉土がある環境が減っていることが
 彼らを見かけなくなったことと大きく関連しているようです。


アオカナヘビ20120905-4.JPG
 出会ったトカゲがどうして“彼”と判るのかというと、
 体側の白線の上に褐色のラインが入るのがオスだからです。
 メスには褐色ラインがないので、すぐに見分けがつきます。
 全長の7割以上が尾で、
 この尾を草や枝などに巻きつけることで低木などに登り、
 肉食性で、昆虫類や接触動物、ミミズなどを食べますが
 MAX2cm程度の小動物しか食べられないようです。
 また、彼らの生息には充分な湿気が必要不可欠のようで、
 厚い落ち葉の層は保水力が高く、温度変化も緩やかですが、
 コーヒーベルトがバナナベルトと同等なように
 アオカナヘビの生息区域はリュウキュウヤマガメとも同等だといえそうです。
posted by COFFEE CHERRY at 00:19| 沖縄 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月17日

いつしかセミの声が大きくなってきました

沖縄は6月28日に梅雨明けして、
その後2週間好天が続き、“雨乞い”を意識し出すと、
先週初めからは時々にわか雨が降るようになり、
今日は台風台風7号の影響で昼から雨が降っています。

オキナワヒラタクワガタ20120717.jpg
 沖縄でふつうに見られるのがオキナワヒラタクワガタです。
 クワズイモの葉の裏側に隠れているのを見つけました。
 体長約6cmの成体オスです。


台風台風7号は、奄美大島付近を通過した頃と思いますが
沖縄本島最北端の辺土(へど)岬と奄美大島は
約230kmも離れていて、
これは東京駅を起点とすると
東海道新幹線では掛川駅までが229.3km、
東北新幹線では郡山駅で226.7km、
上越新幹線だと燕三条駅で237.4km、
と、
沖縄本島と奄美大島は近いようですが
けっこう離れているのです。
そういうわけでやんばるでは
風速5m程度の風雨で台風の影響はないのです。

羽化したリュウキュウアブラゼミ20120717-1.JPG
 今朝、自宅庭でリハビリ中のコーヒー苗木に
 リュウキュウアブラゼミが無事に羽化して休憩していました。
 羽化中は無防備ですから、アリやトカゲなどに襲われないように、
 暗くなってから羽化を始めるようです。



沖縄に移住して13年目を迎えましたが、
今のところ最も雨量が多い夏で、植物にとっても快適なはずです。
それでも九州北部豪雨の被災をニュースで見ていると
雨は降らなくても困るし、降りすぎても困るし、
なかなか五風十雨のようにはいかないものです。

羽化したリュウキュウアブラゼミ20120717-2.JPG
 成体後の天敵は主に野鳥やコノハズクなどになりますが、
 成体での寿命は1カ月無いといわれていますので
 精一杯生きてほしいところです。
 リハビリ中のコーヒー苗木たちは、リハビリ期間が終わり次第、
 随時自宅に隣接するバナナ園に定植していますが、
 この苗木はもうしばらくリハビリが必要です。


四国から関東でも梅雨明けして
群馬県館林市では、なんと39.2℃が観測され
35℃以上の猛暑があちこちで続出し、
熱中症で多くの方が搬送されたようですが、
沖縄は31℃程度でも、近年では最も暑い夏だと実感していて、
暑さは気温だけでもなさそうですね。
沖縄は例年35℃、最高でも36℃までしか観測されていないはずです。

ナガマルコガネグモ20120716-1.JPG
 南西諸島に生息するナガマルコガネグモに
 セミが捕まっていました。これは昨日撮影しました。
 ゲゲゲの鬼太郎のちゃんちゃんこをイメージさせるようなデザインで、
 体長約25mmのメスです。
 捕まったセミの種類は、糸でグルグル巻きにされていて
 判別不能、救助も不能でした。


今年の沖縄の盛夏は例年に比べても暑く、
やんばるでも日中の農作業は厳しくなりました。
青い空、白い雲、てぃーだかんかんと照りつける暑い陽射し、
海や風の音に加え、
いつ頃からだったか、セミの声が響き渡るようになりました。
しかも何種類もが合唱しています。

ウルトラマンシリーズのダークヒーロー・バルタン星人も
セミ系怪獣らしいです。
「母星が兵器開発競争によって滅んだため、移住先を求めて地球にやってきた」
という設定で怪獣の名を検討している時に、
当時ヨーロッパの火薬庫といわれ、
紛争の絶えなかったバルカン半島にちなんで
バルタン星人と命名された、
と、何かの本で読んだ記憶があります。

ナガマルコガネグモ20120716-2.JPG
 セミの下側に付いてる小さい蜘蛛は
 ナガマルコガネグモのオスです。
 ジョロウグモも同様ですが、オスが極端に小さく、
 種を残すためには必要不可欠なものの、
 エサがかからない非常時は、オスはメスに食べられてしまう
 居候以下の厳しい関係なのです。
 そのためオスは何匹もいるようです。



「雨ニモマケズ」
雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
慾はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしは
なりたい


あまりにも有名な宮沢賢治の詩です。
中学生の頃は、国語の授業で無理やり暗記させられたものです。
その当時は苦痛でしたが、
その後、宮沢賢治の本などを読むうちに
いかに素晴らしい内容なのか
何となく少しずつ理解出来てきました。

宮沢賢治のご両親は彼に
「人間というものは、人のために何かしてあげる為に、生まれて来たのス」
と、口癖のように言われていたようです。

この世に生まれて来たのは、自分の欲を満たすためではないことを、
また、布施をすることこそが人生の最高価値であるという
智慧(ちえ)を授かったことで
人間としての生きる意味を実践しようとの思いが
描かれた内容になっているのですが、
凡人の私は、まず夏の暑さに負けず、
ひたすら定植を続けなければいけません。


posted by COFFEE CHERRY at 17:39| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月01日

コーヒー山のイボイモリから考える

沖縄本島の冬は曇りや雨が多く、
コーヒー山の黒ポット苗木の排水が悪いものは
水があふれて浸水ポットになっていて、
ポットの底の排水用の穴に、枯れ枝などを差し込んだりして
水抜きをするのが、雨上りの作業のひとつになっています。

昨日は水浸しポットを持ち上げたときに
地面にイボイモリが居るのを見つけました。

イボイモリ120229-1.JPG
 全長18cm前後で、ほとんど動かず、
 ゴム製のおもちゃのようです。
 食性は動物食で、ミミズや小昆虫、ムカデ、陸生貝類などを
 捕食しているようです。



イボイモリは、
奄美大島から沖縄本島まで生息する固有種で
(那覇から約32km離れた渡嘉敷島にも生息しているようです)
1978年(昭和53年)に沖縄県の天然記念物に指定され
2003年(平成15年)には鹿児島県でも天然記念物に指定されたように
環境省レッドリストの絶滅危惧種に指定されている珍しいイモリです。


生物学的には、
「動物界 脊索(せきさく)動物門 両生綱 有尾目 イモリ科 イボイモリ属」
に分類されているようです。
ちなみに“人間”は、
「動物界 後生動物亜界 脊索動物門 羊膜亜門 
 哺乳綱真獣亜綱 正獣下綱霊長目 真猿亜目 
 狭鼻猿下目 ヒト上科 ヒト科 ヒト下科 ホモ属
 サピエンス種 サピエンス亜種」

に属する種のようですが、
専門家でなければ、こんなの知る必要性がなさそうですね。

イボイモリ120229-2.JPG
 イボイモリは日本に分布する「イモリ科」では最大種らしいです。
 たしかに同じイモリ科のシリケンイモリ(イモリ属)は15cm程度ですから
 イボイモリの方がはるかに大きいです。
 シリケンイモリの「シリケン」は“尻剣”という意味で
 「尾が剣のような形のイモリ」
 というらしいのですが、
 私の見た目では“尻剣”にはどうも思えません。
 シリケンイモリは、
 「沖縄本島や渡嘉敷島などでしか生息していない固有種」
 というものの本島では南部でもやんばるでもよく遭遇しますし、
 絶滅危惧種にも指定されていません。



イボイモリはとても原始的なイモリで、
第三紀に繁栄した種の遺存種とされていて
シーラカンスほどではないにしても
「生きている化石」
と呼ばれることもあるそうです。

地質学的には「第三紀」というのは
中世代の次の新生代の時期のことをいいます。

2億2500年以前の古生代のあと、
6500万年以前の、恐竜が活躍したジェラ紀や白亜紀などの中生代になり、
6500万円以降、現在までが新生代で、
新生代は6500万年前から約200年前までを第三紀、
(163万年、175万年、260万年など研究者によって微妙に違います)
それ以降、現在までを第四紀と分類されています。

白亜紀は地殻変動が激しく、
ゴンドワナ大陸が移動、分裂して、各大陸がほぼ現在と同じ形になり、
その間にできた大きな隔たりを海が満たすようになる時代で
気候の寒冷化とともに巨大恐竜が減少し、
ティラノサウルス、イグアノドン、トリケラトプスなどの全盛期や、
生物の色や形が激しく変化したのも、この時代です。

白亜紀の陸地では顕花(けんか)植物が見渡す限りに広がり、
まもなく絶滅する恐竜の後釜として
哺乳類がその勢力を拡大しつつあり、
そのため肉食恐竜が活躍していたのですが、
後にユカタン半島と呼ばれるようになる地域には、
この白亜紀に巨大なクレーターが出現しています。

大繁栄していた大型爬虫類やアンモナイトなどが突如、
しかも根こそぎ絶滅したのもこの時期で、
大型の隕石衝突説は有名ですよね。

「顕花(けんか)植物」
とは、
「花を咲かせ、実を結び、種子によって繁殖する高等植物」
つまり、コーヒーなどの種子植物のことですが、
コーヒーの原種も、最強ティラノサウルスが
獲物を追いかけるときにコーヒーを踏み潰していたのかもしれません。

あるいは火山活動の溶岩流出でコーヒー原種が燃えた時に
実が焼けて、あたりにはコーヒーの香りがただよっていたのかもしれません。

白亜紀が劇的に終わる理由として、
大型の隕石衝突説なのか地球規模の気候変動説なのか諸説ありますが、
大陸の移動や海岸線の増大、海洋の拡大が気候の寒冷化と湿潤化をもたらし、
地球上の植物相と動物相が劇的に変化したことだけは間違いないようです。

カエル、サンショウウオ、カメ、ワニ、ヘビといった生物は、
拡大した沿岸地域で繁殖していたと考えられています。
森ではネズミに似た哺乳類が忙しく走り回り、
上空では現段階で世界最大とされる翼竜が滑空していたものの、
鳥類が急速に種を増やしていたため、
翼竜と鳥類とで、空の生存競争が厳しさを増していたようです。
現生鵜(ウ)、ペリカン、シギなどの祖先は白亜紀に姿を現した、とされています。

白亜紀に誕生したサンショウウオは「両生綱・有尾目」、
イボイモリも、この“目(もく)”までは同じですから
白亜紀にも似たような種がいたのかもしれませんね。

白亜紀が劇的に終わり、新生代の「第三紀」に入ると、
地球には恐竜も翼竜も、また海の巨大爬虫類もすっかりいなくなっていました。
それまで肉食竜から逃げ回り、夜間にしか活動できなかった小型の哺乳類が
ついに日の当たる表舞台に進出し、
哺乳類は大きさ、数、多様性、すべての面で成長し繁栄していったのです。

またこの時代に人類が進化しました。
白亜紀後期のプルガトリウスから原猿類(キツネザルのようなサルで、まだ4足歩行に近い)、
真猿類(狭尾類と広尾類に分けられ、狭尾類がヒトの祖先霊長類に続く)を経て、
やがて類人猿へと進化します。

最も古い、猿の先祖プルガトリウスは白亜紀後半には
最強ティラノサウルスから逃げ回っていたのでしょう。

ヒトはオランウータンと約1500万年前に、ゴリラと約1200万年前に、
チンパンジーとは約600万年前に別々の道を歩み始めました。
約400万年前にアフリカは乾燥し、熱帯雨林がサバンナに変わるのですが、
これにより森を出て地上で暮らし始めたサルが、ヒトの祖先となるのです。

イボイモリ120229-3.JPG
 イボイモリの体色は真っ黒というより、やや暗褐色っぽく、
 形状としては、頭はヒメハブのように三角形型で
 将棋の王将や飛車の駒のように角ばっています。
 また、頭部や胴体は全体的に扁平で、
 背骨や肋骨、イボが隆起して浮かび上がり、
 見た目はかなりグロテスクで触りたくない感じですが、
 毒はなくおとなしいイモリです。
 また、イボは隆起した骨らしいです。
 今日の画像撮影は、それぞれ時間差があるのですが、
 ほとんど動いていないように見えますね。



また、第三紀は今から2500万年前を境に
古第三紀と新第三紀に分けられます。
古第三紀には森に住み葉を食べる哺乳類が繁栄しましたが、
新第三紀には現在のような気候帯になり
草原に住み草を食べる哺乳類が繁栄したようです。

古第三紀の始まり頃にスタートした哺乳類は、
霊長類、ウマ、コウモリ、ブタ、ネコ、イヌなど、
そのすべてが、古代三紀が終わる2300万年前までに登場しています。

植物は既に被子植物優勢で、
第三紀には双子葉類からより進化した
イネ、ムギ、トウモロコシ、ネギ、ユリなどの単子葉類が出現するのですが、
コーヒーは双子葉類ですから、
コーヒーの原種登場は第三紀より前、
つまりティラノサウルスのいた白亜紀だと考えられるのですが、
詳しい方がいましたら教えて下さい。
posted by COFFEE CHERRY at 22:27| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月22日

天然記念物のクロイワトカゲモドキと遭遇

我が家を起点にすると半径15kmには信号もありませんし、
もちろんコンビニも郵便局もありません。
また、隣家まで500m以上は離れている自然過多の環境のために、
国の天然記念物ヤンバルクイナが安心して庭に入り込んだり
ブロック塀を歩いたりするのは、
すっかり見慣れた光景になりました。


昨年と2年前の台風で倒壊したモクマオウなどをノコギリで切り
雨が降りそうな日はコーヒー山での作業がしにくいので
そういう日はバナナ園の防風林を手作りで作り上げたり
雑草刈りやタネ植えなどをしています。

バナナ園111213.JPG
 朽木を担いだり、一輪車で土を運んだりという手作りの土方作業です。
 この画像は昨年12月中旬の東側で、
 現在はすでに土塀は高さ約1mに完成してあり、
 現在は北側に同様な土塀を構築中です。


バナナ園の防風対策は、
東側と北側に高さ1m程度の土塀を築き、その土塀の上に
ハイビスカスやカボックなどを植えようと計画しています。
土塀の両側を丸太で補強し、土を固め
さらに雨水で土が流れないようにすると同時に
丸太はやがて朽ちて土に還りますから、
ナイスアイデアだと思っているのですが、
問題は暴風下での防風林の強度ですね。
もし倒壊してしまうようであれば、
またもう少し工夫すればいいと思っています。

昨日は、ブロック塀の外側に、
倒壊してそのままになったモクマオウの残骸を切って運んだり
雑草を刈ったりする作業の中で、
朽ちたトタンを捨てようと持ち上げたら
クロイワトカゲモドキを見つけたのです。

クロイワトカゲモドキ120221-1.jpg
 撮影技術が未熟なうえに夕方撮影したので、
 実際の色と少し違います。
 ホンモノは黒や赤、白色がはっきりしていました。
 全長20cm前後とトカゲ並みの大きさです。


グロテスクでシッポに毒がありそうな小さい恐竜に見えますが、
よく見ると「トカゲモドキ」という名の通り
トカゲではなくてヤモリの姿をしています。

彼(彼女かも)は、奄美諸島から沖縄諸島までにしか
生息していない珍しいヤモリで
1978年(昭和53年)に沖縄県の天然記念物に指定されています。

沖縄の家の中に居る薄茶色のヤモリは手足に吸盤が付いているので、
垂直な壁やガラス戸でも自由に移動できるのですが
クロイワトカゲモドキには吸盤がないので、
木登りはおそらくムリで、夜行性なので夜に地面を徘徊して
昆虫やミミズ、ムカデ、地クモなどを捕食しているようです。

ヤモリとイモリは外見は似ているので
「同じようなものでしょ?」
と思いがちですが、
ヤモリの“ヤ”は「家」を、
イモリの“イ”は「井」(=井戸、つまり水)を指していて、
ヤモリは
「家を守る、爬虫類の益虫」
イモリは
「水を守る両生類の益虫」
なのです。

「イモリが益虫」
という意味は、
イモリは清水で生息したい動物ですから、
「イモリが居る=自然がある=自然を残しイモリの生息環境を増やしてあげたい」
という考えで、
益虫や害虫という区別は人間の勝手な都合で
自然界では、益虫も害虫もありません。
そういう意味で“益虫”にセレクトしておきました。

クロイワトカゲモドキ120221-2.jpg
 危険を感じると尻尾を持ち上げて揺り動かして威嚇するので
 「尾の先に毒がある」サソリのようですが、
 「無毒でおとなしい」というものの、触る勇気はありません。
 トカゲのように瞼(まぶた)があるようです。
posted by COFFEE CHERRY at 13:39| 沖縄 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月15日

寒さで凍えそうなオオハブムカデに遭遇

先週から最低気温が20℃を下回る日が時々あり、
沖縄も寒い冬の訪れを感じるようになりました。

コーヒー山では、ハブには不思議に遭わないのは
私との活動時間帯が違って、
昼夜で入れ替わっているためだと思いますが、
この寒さでヘビたちは冬眠こそしませんが、
かなり凍えて動きが鈍くなるので、
山での対動物での危険度からすると、
冬場はせいぜいイノシシくらいで、
安全な季節ともいえそうです。
イノシシといっても、リュウキュウイノシシは
神戸とか街中に出没する大型で危険なイノシシと違って
基本的には大人しいです。
子連れだとか私が威嚇するとかでもしない限りは
イノシシも何もしてきません。
イノシシからすれば
「このエリアは本来我々の生息域なんだけど、何してるの?」
と思っているのでしょう。

最近、やんばるでは雨が多く、昨日も午前中降雨があり、
午後から自宅に隣接するバナナ園などの草刈りをしていました。

すると、草の中から何やら黒いものが…。
よく見ると大きなハブムカデです。

オオハブムカデ111215-1.JPG
 草の中をノロノロと這い出してきたのは
 オオハブムカデでした。


コーヒー山でも、移植作業中などに
オオハブムカデやヒメハブが
飛び出してきたことは何度かあり、
お互いに驚いてしまうものです。
「オオムカデ類はヒトに対して能動的に攻撃する」
といわれるものの、
ハブムカデも驚いたのか軽快で俊敏な動きで逃げ去り、
今までとても撮影する機会はなかったのです。

日本で最大級のムカデは
「トビズムカデ」
といって、
体長20cm近くになるといわれていますが、
沖縄のハブムカデは、20cm以上あり、
一説には
「ハブ以上の猛毒を持っている」
ともいわれています。
ハブ以上ではなくとも、毒は持っているでしょうから
咬まれたくはないですね。

オオハブムカデ111215-2.JPG
 黒漆五枚胴具足をまとった伊達政宗公のように
 威厳と風格のオーラが出ていますが、
 「寒いょ、寒いヨ〜」と
 寒さで凍えてなかなか前進できません。


コーヒー山のような朽木や雑木林の落ち葉の中など
やや湿り気のある薄暗いところに生息するようですが、
肉食性なのでゴキブリやバッタ、蛾、
昆虫、幼虫など小動物を捕食しているようです。

ムカデは中国では蜈蚣(ごこう)という漢方薬として
アトピー性皮膚炎の治療に使われているそうですから、
アトピーが今も残る私の娘にも使ってみようかな。

オオハブムカデ111215-3.JPG
 だいたい等身大の大きさです。
 動きが鈍いのでデジカメを取りに行って戻ってきても
 ノラリクラリと30cmも進んでいませんでした。
 活発に動く時期なら怖いですよね。

posted by COFFEE CHERRY at 18:17| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月29日

コーヒー山のリュウキュウウラナミジャノメ

コーヒー山には多くの蝶も飛来してくるので、
「通年、花が咲いているようにしたい」
と考えています。

通年花が咲けば、念願の養蜂も出来るかもしれません。
つまりコーヒー山産のハチミツが出来るようになるかもしれません。

西洋蜜蜂は逃げるとか、ニホンミツバチは飼いにくいとか、
そういうのは、まずやってみないとわかりません。
出来るか出来ないかではなく、
大事なことはまず実行することだと思います。
それを長く続けるだけのことなのです。
その過程で、コーヒー栽培のように
いろいろな問題点が出てくるにしても
それをひとつずつ解決していけばいいのですから。

コーヒー山の現状は、
ハイビスカス(アカバナー)は冬場は少ないにしても
通年開花しますが、
梅雨前のイジュや夏から秋にかけての芙蓉(ふよう)、
冬のツバキなどの他は雑草、
特にサシグサ(タチアワユキセンダングサ)が目立つ程度なので、
こぼれ種で自生する花を植えたいものです。

エメロンシャンプーを使った、髪が長くて綺麗な、
後姿が素敵な若い女性が振り返る昔のCMのように
コーヒー山で出会う蝶たちにも思わず見とれてしまうことがよくあります。



最近はアサギマダラも飛来していますが、
翅(はね)を広げたところをなかなか撮影させてくれないので、
今日はリュウキュウウラナミジャノメを載せることにしました。

アサギマダラ111029.JPG
 翅(はね)の左内側には個体番号が書かれていますね。
 アサギマダラは日本本土と南西諸島・台湾の間を往復するので、
 移動研究者が捕獲した個体に
 捕獲場所や年月日、連絡先などを書いたのが個体番号ですが、
 その個体が再び捕獲された場所や日時によって、
 何日で何km移動したとかを研究されているようです。
 私はアサギマダラを捕獲しないので表の翅が撮影できれば
 アサギマダラネットに参加して
 個体番号などを報告してもいいのですが…。

 

リュウキュウウラナミジャノメは沖縄固有種で、
沖縄本島北部のほかは、
那覇から海上を西に30〜40km離れた
大小20あまりの慶良間(けらま)諸島でしか見られない
珍しい種類の蝶らしいです。

静岡県以西にはウラナミジャノメといって、
リュウキュウウラナミジャノメに似た蝶がいるのですが、
沖縄のは翅(はね)の裏面に白い帯が入っているのに対し、
本土のウラナミジャノメには白い帯はないので識別は容易です。

リュウキュウウラナミジャノメ111029-2.JPG
 リュウキュウウラナミジャノメは漢字では
 「琉球裏波蛇の目」と書きます。
  「ウラナミ」は、翅の裏面のさざなみ模様のことをいい、
「ジャノメ」は蛇の目のような紋のことを示しています。
 蛇の目紋がなければ、もっと綺麗だと思いますが、
 その紋は防衛上必要不可欠なのでしょう。


リュウキュウウラナミジャノメ111029-1.JPG
 うまい具合に表の翅を広げてくれました。
 裏の翅は綺麗ですが、表は田舎の年配者が着る服のような
 地味な色合いですね


リュウキュウウラナミジャノメは
 ・5月下旬〜6月を第1化
 ・8月〜9月を第2化
 ・10月〜11月中旬を第3化

と、
年3回春から秋にかけて出現するので、
今日出会った蝶は、昆虫学的には
「第3化のリュウキュウウラナミジャノメ」
とでもいうのでしょうか?
posted by COFFEE CHERRY at 22:35| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月04日

コーヒー山のヘビを見て、ヘビの前進メカニズムを考える

コーヒー山では今まではヒメハブには出会っても
ハブは見たことがありません。

ハブは夜に活動することが多く、どちらかというと夜行性ですから、
夕方帰宅する私と入れ違いで山で活動しているために
たぶん遭わないのだろうと思います。

それでも我が家に隣接するバナナ園では夕方ハブを見ていますし、
また、ビバリーヒルズの豪邸のように
我が家から新聞受けまでは約100mも離れているのですが、
そこまでの道では、日差しが強い日中に
道を横断しようとした2m級大物ハブが、
地元の人の軽トラックで、ハブを轢くときにハンドルを切ったことで、
ハブがタイヤで摺り切られている無残な
礫(れき)死体を見たこともありますから、
「ハブは太陽を浴びたら死ぬ」
というような迷信は信じないことです。

私はたまたまハブと出会わないだけで、
やんばるでは特に
「日陰はヘビに要注意」
ですから、私も気をつけていますし、
コーヒー山の見学に来られる方も、
軽装の方には事前に
「冬以外は長そで、長ズボン、長靴、手袋、帽子は必需品」
と注意するようにしているのです。

沖縄の冬ではヘビは冬眠せず、
寒さで動きが相当ニブくなるだけで
外見からは固まっているように見えても
冬眠しているわけではないのです。

冬以外の日中のコーヒー山では
昼行性のヘビとよく出会うことになります。

リュウキュウミドリヘビ111003-1.JPG
 黄緑色が綺麗で俊敏なリュウキュウミドリヘビが
 とぐろを巻いて、スダジイの木の方を見ていました。
 おそらく獲物がいるのだと思います。
 ヘビがとぐろを巻いた時は、近寄らない方が賢明です。
 とぐろを巻いた状態では、ヘビは360度の全方向に
 注意を払うことが出来て、迫り来る敵に対して
 瞬時に攻撃が打てるからです。
 そのため、こういうとぐろ状態では不用意に近づくと危険です。


リュウキュウミドリヘビ111003-2.JPG
 これもリュウキュウミドリヘビです。
 実際はもっと綺麗な黄緑色なんですが、
 私の撮影技術が未熟なために
 なかなか原色の綺麗さがデジカメで撮影出来ませんね。
 画像のようにクネクネと前進して長くなっているときのヘビは
 攻撃態勢にすぐに入れないので無防備でスキがある状態なのです。


ヘビを見ていて、不思議に思うのは
「脚がないのにどうやって前に進むことができるんだろう?」
ということです。

「クネクネ蛇行するからだよ」
と言う方もいるでしょうが、
クネクネ蛇行しても前に進むとは限りませんよね。

野球場やサッカー場で観客が行う「ウェーブ(波)」のように
ヘビの全身の筋肉が波打っているわけでもなさそうだし、
ヘビの腹部が特別な動きをしているわけでもなさそうです。

ガラスヒバァ111003-1.JPG
 俊敏だけど臆病な
 ガラスヒバァ(烏+沖縄方言のヘビという意味)です。
 ヘビの腹部はキャタピラ風ですね。
 枝を動いているときでも、
 キャタピラが波打っているようには見えません。


ガラスヒバァ111003-2.JPG
 雨水を溜める黒バケツの中で
 オタマジャクシを食べるガラスヒバァを発見。
 アナコンダのように俊敏に水中を縦横無尽に泳ぎます。
 水中に潜って1分くらい水面に出てきません。
 それにしてもどうやって中に入り込んだのかは不明。


ヘビがクネクネ蛇行することが前進することに
つながっているとするなら、
プールで泳ぐ時の泳法の要領とか
ローラースケートやアイススケートの前進する要領、
あるいは陸上自衛隊の歩伏前進など
そういったことにどうもヒントがありそうです。

特にスケートや歩伏前進では
身体の動きや足の動きが、
ヘビの蛇行と何となく似ていますよね。

ヒメハブ111003-1.JPG
 ヒメハブの子供です。
 画像では大きそうに見えますが体長は17〜18cm程度です。
 ヒメハブは私が“地雷ヘビ”と名付けているように
 ジッと動かずに獲物が近くに近づいた時に一気に襲うヘビですから、
 「子供が居た」ということは近くに親がいる、ということになります。


ヒメハブ111003-2.JPG
 私と出会った時に、
 子供ヘビはすでに臨戦態勢の状態に入っていました。
 頭が三角形をしていますし、ヒメハブというように
 「ハブ」という名前が付いているように
 “毒ヘビ”の必要条件は充分満たしています。
 また、ハブは身を護るために
 「子供の方が毒性が強い」といわれていますから
 ヒメハブでも子供といえども注意は必要なのです。


ヒメハブ111003-3.JPG
 作業する場所で子供ヘビは怒ってとぐろを巻いていますから
 何かの拍子で咬まれても困るので、
 長い枝をとぐろに刺し込んで道の反対側に飛ばしたら
 画像のように木にからまってしまいました。
 頭から数センチのところに、赤い点のようなものが見えますが
 もしかしたら、私の長靴の底のスパイクピンの痕(あと)で
 私が子供ハブに気づかず踏んづけてしまい、
 それで怒っていたのかもしれませんね。


最強といわれる恐竜ティラノサウルス・レックス(T・レックス)は
約8500万年前の中生代白亜紀に出現した陸生恐竜で
その2000万年後の白亜紀末に恐竜や翼竜、
アンモナイト、海生爬虫類などが大量絶滅するまで
T・レックスは肉食動物の頂点に君臨していたようです。

そんな爬虫類が全盛だった中生代白亜紀ですが、
一部の弱いトカゲたちは、
他の強い肉食動物の標的となって逃げ回るのが精一杯で、
自分たちが安心してエサを探すことが出来ないことで
彼らは地上をあきらめ、
土の中のモグラやネズミをエサにしようと考え、
地中に潜るのに邪魔な手足を退化させて胴体を細長くしたのが
ヘビの始まりといわれています。

コーヒーブログでは爬虫類画像が多く出てきますが
私は爬虫類が好きなのではなく
たまたま出会うことが多いからです。
posted by COFFEE CHERRY at 18:50| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月28日

コーヒー山のコガネグモとオオジョロウグモ

コーヒー山では生物群集内での
生物の捕食(食べる)・被食(食べられる)という
厳しい食物連鎖が繰り広げられていますが、
作業用の通路でも、時々道をふさぐように
クモの網がかけられたりしていて、
またそのクモにも多くの種類がいて、
ジッと獲物がかかるのを待ちかまえていたり
あるいは獲物がすでにかかっていたり、
というような光景は、
思わず足を止めて見入ってしまいます。

コガネグモ110927-1.JPG
わりときれいな円形の網を張り、網の中央にあるX型の
「白帯(はくたい)」という模様の中央あたりに、
頭を下に向けて、X型に重なるように
前2対と後ろ2対の足をそれぞれそろえて真っすぐに伸ばすのが
コガネグモの特長です。
胴体の体長は約2cmか、もう少し大きいかもしれません。
黄色と黒っぽい横縞模様で、
ゲゲゲの鬼太郎のちゃんちゃんこのようにも見えます。
鬼太郎のは先祖の霊毛を編んだ特性ですが、
コガネグモも妖力で虫などを呼び寄せるのかもしれませんね。


コガネグモ110927-2.JPG
コガネグモを反対側から撮影した画像です。
X型の白帯で、クモの姿が見えにくくなっています。
ド派手に着飾っているように、これはメスで
オスは体長が5mm程度で茶色で小さいのです。
東日本以南に生息しているので
このクモを見た方は多いはずですよね。
希少種ではないのですが、x型の白帯や
胴体の黄色と黒の縞模様があまりにも綺麗なので、
思わず撮影してしまいました。


オオジョロウグモ110927.JPG
オオジョロウグモが直径1mもあるような大網でセミを捕まえました。
通路に網を作られると困りますね。
少し前まではセミの喧騒のような旋律も、いつしか少なくなって
気にしなくなっていましたが、セミはまだコーヒー山にもいるようですね。
南西諸島以南に生息する
日本最大のクモであるオオジョロウグモ(大女郎蜘蛛)は
手足を伸ばした全体の大きさは大人の手のひらくらいあって
かなりの威圧感があります。
上記のコガネグモと同様に、オオジョロウグモも
ゲゲゲの鬼太郎のように黄色と黒っぽい灰青色の横縞模様が
一般的ですが、画像のように黒かったり、茶色だったり、灰色だったり
紫っぽい濃紺だったり、それらに黄色い横縞が入ったり、
いろいろな色をしたのを見かけます。
威厳、重厚、暴力、恐怖などをイメージする黒色の姿は
黒漆(くろうるし)五枚同具足(どうぐそく)という
伊達政宗公の鎧(よろい)を身にまとったように見えます。
よく見るとオオジョロウグモの右後ろ足がありませんが
大物と格闘したのでしょうか?
この画像の強そうなオオジョロウグモはメスですから
伊達政宗公というよりはデビル・雅美とかダンプ松本、
アジャ・コングといった方がいいのかもしれません。
オスは画像には写っていませんが、5mm以下の
よく見ないと判らないくらい小さい茶色いクモで
たいてい数匹がオオジョロウグモの周りでウロウロしていますが、
交尾など役目を終えると、彼らもやがては食べられてしまうようです。
漢の呂雉(りょち、呂后)とか唐の則天武后(そくてんぶこう)、
清の西太后(せいたいこう)といった悪女の雰囲気も持っていますね。

posted by COFFEE CHERRY at 16:11| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月27日

シンジュサンと出会う

我が家のウッドデッキに置いたごみ用ポリ袋に昨夜貼り付いた
「シンジュサン」という蛾は
カタカナだけで見ると変な名前ですが、
漢字では“神樹蚕(しんじゅさん)”と書くらしく、
文字通り立派な名前を持った威風堂々とした姿をしていました。
撮影時でも微動だにせず威厳と風格のオーラを放っていました。

シンジュサン110925.JPG
 沖縄県指定天然記念物にもなっている世界最大の蛾は
 与那国島だけに生息しる、
 モスラのモデルになったヨナクニサン(与那国蚕)ですが、
 このシンジュサンはヨナクニサンと同じ
 チョウ目ヤママユガ科ですから近種になります。
 ヨナクニサンの大きさは世界最大というくらいですから
 シンジュサンの倍くらいあるそうです。
 このシンジュサンでも手のひらを一杯に広げて
 親指と小指の先端くらいの大きさでした。
 この画像のひと回りくらい小さいくらいですから
 かなり大きい蛾です。
 こんな大きな蛾は今まで見たことが無いので
 「これが、あのヨナクニサン?」
 と思ってしまいました。


初めて見た蛾ですが、本州以南に分布しているようで、
残念ながら希少種ではないようですね。
海外でもインドから中国、
遠くシベリアまで分布しているようです。

ニガキ科ニワウルシの木は別名「シンジュ(神樹)」といって
明治時代に,養蚕(ようさん)の飼料として
全国各地で植栽されたといわれる木ですから
“蚕”と名の付くシンジュサン(神樹蚕)は
特にこのニワウルシがお好みなのでしょうが、
我が家の庭には桑が数本あり、
この葉も幼虫が食べているのかもしれませんね。
posted by COFFEE CHERRY at 18:20| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月12日

コーヒー山のアオカナヘビ

名前が「アオカナヘビ(青金蛇)」というように
脚がなかったら“ヘビ”と見間違うようなトカゲです。
トカゲなのにヘビという名前が付いているのは変な感じですね。

アオカナヘビ110909-1.JPG
 本土のカナヘビ(金蛇)は褐色らしく、
 沖縄のは綺麗な緑色なのでアオカナヘビというらしいです。
 細長くて、脚がなかったら“ヘビ”に見えると思います。
 アオカナヘビは南西諸島だけに生息しているトカゲのようです。


アオカナヘビの過去記事はもう4年も前になるのですが、
その後も何度もアオカナヘビとコーヒー山で出会いながら、
彼らは俊敏で撮影出来なかったのですが、
先週、久々に撮影出来たと思ったら、
なちゅきさんからブログにコメントを頂き、
オスメスの判別法まで教わりましたので、
今日はアオカナヘビをテーマにしました。

アオカナヘビ110909-2.JPG
 私はオスメスの区別はまったく不明でしたが
 なちゅきさんによると、
 「♂はくすんだ緑色をしていて、脇に茶色のラインがある」
 のだそうです。
 ということは、画像のアオカナヘビは
 「脇に茶色のライン」があることで“オス”ということになり、
 4年前の過去記事の画像は“メス”だということが判りました。
 またその違いもよく判りました。
 なちゅきさん、ありがとうございました。


コーヒーの苗木ポットを、
品種ごとにまとめて置いているのですが、
私の管理が不十分のために
発芽後にきちんと名札を付けていなかったとか、
名札を付けていたのに、風で飛ばされて不明になってしまったとか、
ここに置いてあるポットは何だったかな、
どうしてここに置いたのかな
という健忘症もあって
「これは何だったかな?」
という苗木ポットが時たま出現します。

コーヒーの木はもう10年以上も毎日見ていますし、
手持ちの品種が具体的に判っていますから、
成木では花芽や開花がどう付くか、
実がどういうふうに付くか、
実の色や大きさなどで判るのですが、
苗木の状態では品種の違いがよく判らないのです。

発芽のしかたや双葉や本葉の出方、
葉の形状や枚数、新芽の出方なども
よく観察しているつもりですが
なかなか判りません。
「新芽が緑色か茶色か?」
ということで区別をする、
というお話も伺いましたがどうも違うようです。
詳しい方がいましたらぜひ教えて下さい。

アオカナヘビ110909-3.JPG
 彼は樹の上に留まった昆虫を早々と見つけてさっそうと現われました。
 ふだんは人の気配を嫌がって、すぐに俊敏に避難してしまい、
 尻尾を見かけることが多いのですが、
 この日は獲物をgetしたいために
 樹の根元あたりを見回って安全を確認しているようです。
 彼が昆虫を狙っても、誰かが彼を狙うという
 食物連鎖の自然社会ですから、
 まず自身の身の安全を第一に心がけているようですね。
 彼の天敵というと鳥でしょうか?


アオカナヘビ110909-4.JPG
 彼を見ていると、ジュラシックパークを思い出してしまいます。
 アオカナヘビは沖縄では「ジューミー」と呼ばれているのですが、
 残波ゴルフクラブの方からのコメントによると
 読谷(よみたん)の奥の方の地域では
 「カーミンジャールゥ」
 というそうです。


アオカナヘビ110909-5.JPG
 アオカナヘビが画像のどこにいるか判りますか?
 彼は樹の枝に留まっていた昆虫を捕まえに
 素早く樹を登ったのですが、
 昆虫が殺気を感じて飛び立ってしまったのです。
 彼はしばらく呆然と固まっていたのですが、
 その後あきらめて樹を降りてきました。
 ところが手抜きというのか、
 彼はズルして近道で降りようと
 根元ではなく枝の方に行っていまい、
 まだ地表まで1m以上あることに気づいて
 彼はまたここから引き返してくるのです。
 画像の右上の枝の下には、
 彼の尻尾が全部入りきれていませんから、
 彼は本当にヘビのように細長いのです。


アオカナヘビ110909-6.JPG
 彼はまた幹まで戻り、無事に根元まで無事に降りて、
 草陰に入っていきました。
 彼は「浅き川も深く渡れ」「転ばぬ先の杖」
 ということわざを噛みしめたかな?
 なちゅみさんの娘さんとお友達は
 3年前から「Project J」を結成されていて、
 アオカナヘビ(ジューミー)の呼称や目撃経験、
 住環境について調べているそうです。
 今年は自宅にアクリルドームを作って
 国頭で捕獲してきた♂♀を飼育観察しているそうです。
 本格的ですごいですね。
posted by COFFEE CHERRY at 15:47| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月17日

コーヒー山で私を威嚇するヒメハブ

コーヒー山ではハブは見たことがないのですが、
 ・獰猛(どうもう)なアカマタ
 ・コブラ科のハイ
 ・黄緑色の綺麗な臆病なリュウキュウアオヘビ
 ・雨水バケツ内に入り込んでオタマジャクシを追い回す俊敏なガラスヒバァ
 ・ツチノコのようなヒメハブ

といったヘビには時々出会います。

林床地110817-1.JPG
 本島全域を45時間も暴風域に巻き込んだ台風9号の影響で、
 ヤンバルの照葉樹林の枝葉もずいぶん吹き飛ばされてしまい
 コーヒー山の林床地もご覧のようにスカスカの状態です。
 ふだんはこんなに陽が入らず、木陰で木漏れ日が入るくらいですが、
 これだけ陽が入ると、森林内が乾燥してきてしまうのです。
 天気予報では当分「晴れ時々曇り」なので、
 にわか雨に期待したいところです。


「ハブ対マングース」
という観光客向けの残酷な見世物ショーは
動物愛護法で禁止されているようですが、
名護市の58号線バイパス沿いに
ショーの看板が出ていますよね?
私も昔、ショーを見たことがありますが、
檻(おり)の中のハブとマングースは
お互いに警戒し合って眼をそむけず、
ハブが動いた一瞬のスキを狙って
マングースが眼にも止まらない早さで
ハブの首に咬みついてしまうのです。
後味が悪く、見たことを後悔する残酷なショーです。

林床地110817-2.JPG
 林床地から空を見上げると、
 ふだんは枝葉で覆われて空がほとんど見えないのですが…。
 枝葉が覆いかぶさって、陽をさえぎってくれるまで
 1カ月はかかりそうです。


マングースは、本島中南部ではよく見かけますが
今やヤンバルにも出没して年間500頭前後が
捕獲されているそうです。


マングースはヤンバルの森でハブと出会ったとしても
戦わずにお互いにスルーしてしまうはずですよ。
見世物ショーでは彼らは狭い檻(おり)に入れられるので
やむなく命を懸けた死闘をせざるを得ないのですが、
森は広いのですから、何も命を懸ける必要性はないわけです。

アマレロの苗木110817-1.JPG
 移植時期が近いアマレロの苗木です。
 苗木は台風の影響はなかったのですが、
 イタジイなどの中高木の枝葉が吹き飛ばされたことで
 陽が入るようになり、コーヒー苗木たちにも
 陽が当たっています。


アマレロ苗木110817-2.JPG
 これも移植時期が近いアマレロ苗木です。
 ふだんは画像下のような木陰で
 時々木漏れ日が入る環境ですが…。
 今まで木陰で生育させてきたので、
 急に陽が当たると葉が日焼けしてしまうのです。


アマレロ苗木110817-3.JPG
 これも移植時期が近いアマレロ苗木です。
 画像左は雨水バケツです。
 台風の暴風雨で雨水バケツはどこも充分に
 雨水が溜まりました。
 陽が入ることで林内は乾燥してきますから、
 雨予報がないなら水やりもしないといけません。


コーヒー山で私がヘビに咬まれないのも、
ヘビが私を認識して、先に移動してしまうためです。
ヘビは偶発的に出会ってしまった時、
例えば、実際にコーヒー山で遭った話ですが
「ブルーシートを動かしたらヘビが居た」
とか、
「重ねた植え木鉢を持ちあげたらヘビが入っていた」
とかの場面では、
ヘビにも逃げ出す余裕がないために、
攻撃態勢に入ることがありますが、
充分に逃げられる余裕がある時は
ヘビの方が移動してしまうのです。

ヒメハブ110817-1.JPG
 ヒメハブは私を威嚇しているのです。
 撮影は私の主人がしました。
 すぐにも飛んでくるような感じで恐怖を感じます。
 沖縄では
 「頭が三角なのは毒ヘビ」
 なのです。


今日のコーヒー山では
南側に向かう山道を往復したのですが、
戻る時に気配を感じて注意深くあたりを見渡すと
通路にヒメハブが、すでに攻撃態勢に入っていました。
ヒメハブは通路上で動く様子もないので、
私が迂回して降りて行きました。

ヒメハブ110817-2.JPG
 このヒメハブは、近くの中山尾根(コーヒー山内)で、
 古くなった硬質プラスチック製の衣装ケースを
 雨水を溜めるために、黒バケツと併せて
 あちこち置いてあるのですが
 この半透明の雨水が入った衣装ケースの下に居たヒメハブのようです。
 初対面の時よりオタマジャクシをたくさん食べて
 かなり大きくなっています。
posted by COFFEE CHERRY at 20:32| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月15日

自宅の啼鳥に国指定特別天然記念物が仲間入り

我が家では大型犬(ラブラドール)と室内で共生しているために
昨年7月に引越しする前のリフォーム時に
古くて傷んだ畳や襖(ふすま)を全部撤去してしまい、
貼り替えたコンパネの床の上には、
ペットに配慮した滑りにくく傷が付きにくいというキャッチフレーズの
少し厚めのクッションフロアを床全面に敷きつめてあります。

また、小さい床の間には、無造作に荷物を積み重ねていて、
山水などの水墨画の掛け軸や生け花、香炉がある
本来の、お客様のおもてなしの心という風情とはほど遠い
積み将棋のような、いつ崩れてもおかしくない
罰当たり的な“ミニ仮倉庫”になってしまっています。

地デジ難視対策衛星放送利用申込書110801.JPG
 7月24日に地デジ化移行後8月1日までの8日間は
 我が家は地デジ難民に陥っていました。
 本島北部や離島などの過疎地では、
 単純に地デジ対応のテレビ器機や
 チューナーの有無だけの問題ではなく、
 地デジの送信設備自体が不備で、
 私の住む集落でも完ぺきな地デジ化は
 半年後なのか1年後なのかも判らない状況なのです。
 総務省への問い合わせもしましたが事務的で冷淡な対応のために
 「地元の完全地デジ化までは地デジ難民でもしょうがない」
 と覚悟していたのですが、近所で
 「タダでチューナーを取り付けてもらい衛生でテレビが見えるようになった」
 というので、村役場に相談に行ったのです。
 村役場では予想外に誠実に親身に動いていただき、
 総務省にも連絡代行していただいたおかげで、8月1日に
 衛生アンテナとチューナーをタダで設置していただいて、
 テレビが見れるようになったのです。
 沖縄に住みながら東京のテレビ番組を見るのも不思議な感じで
 沖縄に接近する台風状況などは天気予報でも
 まったく詳細の説明がないものの、
 衛生でテレビが見れるようになったことで少し文化的になりました。


平安時代に貴族が住んでいた寝殿(しんでん)造りとよばれる住宅は、
京都御所内の紫宸殿(ししんでん)のように
中央に寝殿(しんでん)と呼ぶ中心的な建物が南側の庭に面して建てられ、
その両側(東西)に対屋(たいのや)という付属的な建物を配した
上から見ると「コ」の字形をした住居で、
中央の寝殿前の広い庭や池があり、
庭園では儀式や舞の舞台にもなったようです。

こけら葺きの屋根で板戸の突き上げ窓、
丸柱に板張りの高床で、屏風(びょうぶ)や押し入れ、床の間、
畳、間仕切りがない、といったシンプルなバリアフリーの
ワンルームがつながったような造りの住宅ですから、
人懐っこいヤンバルクイナの大生息地内にある我が家の周りには
ハブやアカマタ、バーバートカゲなどの爬虫類や
カエルなどの小動物などによる食物連鎖が
常態的に起きているサバンナや直線距離で約1kmの海を、
広義で庭や池に例えれば
我が家はさしずめ野生の王国内の“寝殿造り”なのかもしれません。
(そういえばヤンバルクイナも国指定天然記念物ですが、
 今日のテーマは別の野鳥のことです)

アカマタ110723.JPG
 夜、寝始めたときに妙な気配がしたので
 電灯を着けてあちこち見ていたら
 私のベッドの上の窓枠の桟(さん)をヘビが移動していました。
 アカマタの子供です。
 就寝中に頭にヘビが落ちてきたら誰だってイヤですから
 早目に気づいて良かったです。
 ヘビがどこから侵入したのかは不明ですが、
 別の日は風呂場の三角コーナーに
 ハブの子供を発見して大騒ぎになりました。
 室内で発見したヘビは可哀想ですが
 また家に侵入してくる可能性があるために
 剪定バサミで切り、ハンマー投げのように
 遠くに投げ飛ばしました。
 ハブは猛毒がありますが、アカマタは無毒のかわりに
 短気で獰猛(どうもう)な性格で、
 「同等の体長のハブも飲みこんでしまう」
 らしいので
 「アカマタがいるところにはハブはいない」
 ともいわれています。
 我が家の庭の内外ではカエルが多いために
 時々アカマタ君に出会いますが
 今のところヘビが先に移動してくれるので
 咬傷事件までは起きていませんが…。


ヘビの抜け殻110622.JPG
 我が家では洗濯機を風呂場の外に設置しているために
 台風の暴風雨で潮をかぶったりして故障がちです。
 その風呂場の小窓のアルミサッシの外側窓枠に
 約150cmのヘビの抜け殻がありました。
 庭の内外にはカエルがたくさん生息しているために
 ヘビも寄ってくるんですね。
 抜け殻の模様からはアカマタらしかった、と記憶しています。
 このブログではヘビやトカゲ画像が多く掲載されるために
 誤解される方が多いのですが、
 私は爬虫類が大好きなのではありませんよ。


ヒメハブ110728.JPG
 我が家の玄関前に潜んでいたヒメハブです。
 胴が太く、尻尾が細く短かく、ツチノコのような感じのヘビです。
 毒ヘビの特長である“頭が三角”なので
 「猛毒がある」とも言われていますが
 地元の人たちは
 「毒はほとんどない、踏んでも咬まれることもない」
 とも言う人がいます。
 でも咬まれたくはないです。
 体長は60〜80cmくらいかな、
 動かずにジッと獲物を待つタイプのヘビで
 草刈りをしていても保護色をしているためになかなか気づきません。
 ある意味“地雷”のようなものですね。
 撮影時はたまたま剪定バサミで雑草を刈り発見しました。
 玄関前で犬が毎日歩いているあたりなのに、よく無事だったものです。
 ヘビはスコップですくい上げて、これもハンマー投げの要領で
 ヤンバルクイナが歩くブロック塀の10mくらい外に投げ飛ばしました。


この寝殿造りは、
京都の公卿政権と鎌倉の武家政権が対立し
やがて武家政権が成立する鎌倉時代になると、
書院造りという実用向きの住宅に進化します。

書院造りの特長は
寝殿造りを武家社会に馴染むように実用的にアレンジした住宅形式で、
柱は丸柱から角柱になり襖(ふすま)や障子による引き戸が発達し、
いくつもの小部屋にきっちり区切って、そこに畳を敷きつめるようになり、
壁や天井も付けられ、格式が重んじられ、
対面・接客の機能を重視して造られました。

やがて室町時代後期から江戸時代初期にかけて
「書院造り」として発展するのですが、
 ・床の間
 ・引き違い棚
 ・付書院(=造り付けの文机)

という座敷飾り3点セットは、室町時代の東山文化の特長で、
また日本画の原点をなす水墨画や茶道の習慣も
中国(明)から渡来した時期でもあります。

それらが日本式住宅の基本的な形式として広まり、
安土桃山時代の、
「バブリー成り金紳士といえば金ピカのローレックス」
のような
権力者の威光やプライド、見栄といった
金銀まばゆい豪華絢爛(けんらん)な武家書院造りから
江戸時代には簡素な造りに変わっていきます。
江戸時代の4代将軍・家綱が、
わずか11歳で将軍就任の5年後に発生した、
江戸の大半を焼失した大火災・明暦の大火(1657年3月)を契機に、
江戸の都市改造が大々的に行われ、
天井絵や襖(ふすま)絵は少なくなり
茶室など作意を取り入れた清閑かつ質素で素朴な
草庵風住宅の数寄屋(茶室)造りへと変わり、
それが今の和風住宅にも引き継がれて
床の間には掛け軸やお花が活けられたりしている家もあるわけです。

「数寄(すき)」は、
「和歌や茶の湯、生け花など風流や風情を好むとか楽しむ」
ことで、
「数寄屋」は、
「好みに任せて造った風情ある屋敷」
というような意味で、それが“茶室”なのだそうです。
こういう茶道の基本理念でもある「侘(わ)び・寂(さ)び」の精神は、
残念ですが、今は日本人よりも
日本に観光に来る外人の方が詳しいかもしれません。

ノグチゲラ110720-1.JPG
 我が家の台所の窓のすぐ外側に
 高さ4mほどのシマグワが生えていて
 画像左下のようなトゲトゲの赤い実を付けるために、
 いろいろな野鳥が食べに来て、
 台所に居ながらにしてバードウォッチングが楽しめるのです。
 シマグワは漢字で書くと「島桑」で、桑の木ですが、
 シマグワは南西諸島や台湾、南中国に分布する落葉中高木で
 本土のヤマグワ(山に生える桑)とは少し違うようです。
 クワの名の由来は、蚕が葉を食べるので「蚕葉(コハ)」、
 あるいは「食う葉」が訛ったといわれています。
 画像の野鳥はノグチゲラで、これが今日のテーマです。


室町時代は足利将軍家による15代237年間も続きますが、
(平安時代は398年間、江戸時代は265年間ですから
 けっこう長く続きました)
書院造りが一般に広まったのは室町時代中期の
8代将軍・足利義政の東山文化の頃だといわれています。

足利義政は、
「政治は人任せで、芸能・文化・芸術に没頭」
して、
どこかの国の無能な総理のように
日本史の将軍としては低い評価しかないのですが
文化面では後世に功績を残していて、
文化面ではノーベル文化勲章か、
それ以上の評価があるべき将軍なのですが、
その東山文化の頃の中国は
明の6代〜8代皇帝の時代にあたります。

明朝は約280年の間に16人の皇帝が即位しましたから、
江戸時代の265年間で15代の将軍が即位したのと
だいたい同じような感じです。
明朝で名君といえるのは初代皇帝・洪武帝と
3代永楽帝くらいのもので、
明朝の全盛も永楽帝の時代で、
やがて衰退の道を歩み始めます。

明朝の歴史では、その衰退の主たる原因が
「北虜南倭」
があげられます。
“北虜”とは
「北方から侵入してくるモンゴル系民族」
を意味し、
“南倭”は
「中国南部の沿岸地域に出没する海賊集団“倭寇”」
のことをいいますが、
これらが
明朝に大きな被害をもたらし、
軍事費の支出増大により、
国家財政を瀕死の状態に追い込んでいったのです。

ノグチゲラ110720-2.JPG
 沖縄県の県鳥はヤンバルクイナではなくノグチゲラですが、
 両方とも我が家ではよく出会うものの、本島中南部の人でも
 実物を見た人は少ないんじゃないかな?
 なにせヤンバルにしか住んでいないのですから。
 もちろんノグチゲラはコーヒー山でも見かけますよ。
 沖縄が返還された1972年に国の天然記念物に指定され、
 1977年には特別天然記念物にランクアップしています。
 1993年には種の保存法施行に伴い、
 「国内希少野生動植物種」に指定されています。
 こんな珍しい鳥が私から2mほどの近くでシマグワを食べていて
 しかも台所正面のモクマオウに
 巣をつくろうと穴を開ける音が聞こえてきます。
 頭には赤い帽子をかぶったように見えます。
 警戒心が強い鳥で、人の気配を感じると
 すぐに飛び去ってしまいます。
 外からでは台所が暗いので鳥からすると見にくいので
 バードウォッチングが充分楽しめるのです。


かつて中国本土から追い出され、
北のモンゴル高原に退去したモンゴル民族は
北元を建国後、「タタール部」と「オイラト部」に分裂するのですが、
(“北虜”とは、この2つの部族の総称)
15世紀の中ごろにオイラト部を
也先(エセン・ハーン)が統一し
またたく間に東西貿易のシルクロード上の都市がある中央アジアを制圧し、
貿易商人から莫大な貢ぎ物を得たり重税をかけたりして、
さらに明との朝貢貿易を行って、莫大な利益を得ていたのです。

当初は明とモンゴル族(オイラト部)双方は
お互いの利益を優先して争いもなかったのですが、
オイラト部に従わない部族が独自に明領に入り込んだり
オイラト部の朝貢使節への恩賞をたくさんもらいたいがために
使節の人員を増大させたり、その申告人数が
大幅に水増しされていたことが露見されたりと
だんだんと小競り合いが多くなり、
ついに明が也先(エセン・ハーン)に対して、一方的に
貿易制限(2割程度に減らす)を通告したことで、
也先(エセン・ハーン)は報復のために、
数万の軍を率いて明の長城を超えて攻め込み、
これに6代皇帝・明英宗が50万の大軍で応戦するのですが、
明軍は北京の北の「土木堡」という部落で
数十万人の死傷者を出して完敗し、
6代皇帝・明英宗は草原の上に座り込んでいるところを
オイラト軍に捕虜にされてしまう失態を演じてしまうのです。
この年は足利義政が8代将軍に即位した年でもあります。

也先(エセン・ハーン)は、明皇帝という人質を楯に
有利な和睦条件を画策するのですが、
明では早々と7代皇帝・明景帝を即位させたために
人質としての利用価値がなくなり、
元6代皇帝・明英宗は無事に明に送還されて、
その後8代皇帝に復権することになるのです。

ノグチゲラ110720-3.JPG
 ノグチゲラは漢字で書くと
 「野口啄木鳥」というようにキツツキ科の鳥で、
 DNA解析では同じくキツツキ科のアカゲラの親戚らしいですね。
 縄張りは約4haもあるそうですから、
 高校野球が行われている阪神の甲子園球場のグランドの
 約2.7倍の広さを飛び回っていることになりますね。
 コーヒー山では樹幹の間を、Sinカーブを描くように
 優雅に飛んでいました。
 「画像を縦に90度修正し忘れた?」
 と思うかもしれませんが、
 ノグチゲラが横になっているので、
 画像は台所から見上げた通りなのです。
 体長30cm前後ある大きな鳥で威厳がありますよ。


「琉球」は、明の初代皇帝・洪武帝から授かった国名で、
明朝から琉球に冊封使(さくぽうし)が度々訪れるのですが、
明朝6代・明英宗の頃には
琉球では3代国王・尚忠王(しょう ちゅう)と
4代国王・尚思達王(しょう したつ)の時に冊封使が来琉し、
明朝7代・明景帝の頃には
5代国王・尚金福王(しょう きんぷく)、
6代国王・尚泰久王(しょうたいきゅう)の2回、
明朝8代・明英宗(捕虜から戻り再び即位)の頃は、
7代国王・尚徳王(しょう とく)の時に
冊封使節団が福州の五虎門(ごこもん、五虎島の海門)から
奉使船で那覇港に着き、
識名園が今の迎賓館のような感じで使節を歓待していたのです。

さて、6代皇帝の明英宗がオイラト軍に捕虜にされてしまったことで、
首都北京は皇帝不在の危機に陥ってしまうのですが、
当時、兵部尚書(へいぶしょうしょ、=国防長官)だった于謙(よけん)は、
南京遷都などを唱える無能で弱気な群臣の中で、徹底抗戦を強く主張し、
臨時執政職に有る、捕虜になった6代皇帝の弟を即位させ7代皇帝・明景帝とし、
也先(エセン・ハーン)が明皇帝の人質解放交渉を不利にさせてしまったり、
あるいは無能な官僚たちを粛清して明軍の士気を高め、
北京城の西側の徳勝門めがけて攻め込んでくるオイラト軍を迎え撃ち
激戦の末に、ついにオイラト軍は退却し、
于謙の智略と勇気のおかげで明は救われたのです。

その後、明とオイラト両軍に正式に講和が成立して、
捕虜になっていた6代皇帝は明に無事に帰還してくるのですが、
帰国して「上皇」となった元皇帝は、
非常時とはいえ実弟・明景帝が7代皇帝になっていることで
兄弟の関係が気まずくなり、
やがて弟の7代皇帝が病に伏すと、
兄の元皇帝は、
権力欲の塊りで卑しい官僚たちに担がれて
8代皇帝に返り咲いてしまうのです。

皇帝の側近になって権力を手に入れた卑しい彼らは
智略縦横にして清廉潔白、勇往邁進(ゆうおうまいしん)、
人民の信頼を一手に得ている救国の英雄・于謙には
嫉妬やひがみだけでなく、邪魔な存在ですから、
彼らは于謙の失脚を図り、
「捕虜になった明英帝の同意無しに、
 実弟の明景帝を7代皇帝に即位させたことは反逆罪だ」
と、于謙は冤罪で投獄されてしまうのです。

ノグチゲラ110720-4.JPG
 ノグチゲラは野口啄木鳥と書くので、
 「野口さんという方が発見したのでしょ?」
 と思うでしょうが、
 明治初期にノグチゲラを発見したのは
 ヘンリー・プライヤー(Henry James Stovin Pryer)という
 英国人の動物学者なのです。
 プライヤーの内妻が野口姓らしいので
 「ノグチ」が冠に付いたのかもしれませんね。


最難関の官吏試験「進士(しんし)」合格者には
官界のエリートとしての将来が約束されていて、
合格は「50歳でも若い方」といわれているのに、
于謙は23歳で合格してしまうのですが、
彼の才能を疎(うと)ましく思う朝廷側近や官僚たちに
何かと昇進の妨害をされ続けながら
27歳で御史
(ぎょし、官吏監視・監察といった取り締まり役の皇帝直属の役職)
32歳で兵部右侍郎
(へいぶうじろう、左右は“補”の意味で、兵部は国防=国防次官)
と昇進しています。

当時は(今もそうですが)賄賂(わいろ)や貢ぎ物を得るのが
慣行化されていたために
優秀で清すぎる于謙は職場の同僚や部下からは
嫌われていた存在でしたが、
「両袖清風(せいふうりょうしゅう)」
とは、
任地から都へ戻る時に、両袖に清々しい風だけを入れて帰るという、
私利私欲にとらわれない清廉潔白な官僚の例えですが、
このことわざは于謙に由来しているとされています。

卑しい私心で権力にしがみつく厚顔無恥な官僚たちによって
救国の英雄・于謙は冤罪で処刑されてしまうのですが、
于謙は博識博学ですから多くの漢詩も残しています。

「薫風(くんぷう)」というのは
初夏、若葉の香りを送るように
さわやかに吹く南風をいう言葉で
上古の舜帝(しゅんてい、伝説の天帝)が
五弦琴を弾きながら歌ったと伝えられる
『礼記注疏(れいきちゅうそ)』の「舜弾五弦之琴其辞」には

 南風之薫兮
 可以解吾民之慍兮
 南風之時兮   
 可以阜吾民之財兮

 
 南風の薫(くん)する
 以て吾が民の慍(いかり)を解く可(べ)し
 南風の時なる
 以て吾が民の財を阜(ゆたか)にす可(べ)し


というのがあって、
于謙はこの詩句に基づいて“薫風”を使い、
以下のように「偶題」という、
即興の詩を残しています。

 薫風何処来
 吹我庭前樹
 啼鳥愛繁陰
 飛来不飛去
         

 薫風(くんぷう) 何処(いずこ)よりか来(きた)り
 我が庭前(ていぜん)の樹を吹く
 啼鳥(ていちょう) 繁陰(はんいん)を愛し
 飛び来(きた)りて飛び去らず


「清々しい初夏の風がどこからか来たり、
我が家の庭先の樹を吹く。
鳴き声をたてる鳥は茂った木陰を愛し、
飛んで来たまま飛び去ろうとしない」

という意味で、
庭先の何げない情景の描写の中に
夏の訪れを感じさせる詩です。
本当は先月初旬にこの原稿を書いていたのですが、
ノグチゲラの画像が不鮮明なので、
撮影し直そうと思っているうちに
台風9号が来てしまい、
シマグワの実も吹き飛ばされてしまいました。

ahinobu-coffee110808.JPG
 コーヒー山の南山尾根で、昨秋移植した苗木です。
 早々と根が活着したのは嬉しいのですが…。
 コーヒー山で唯一、品種が不明なのです。
 “しのぶ”さんというお名前の方から苗木を譲渡して頂きましたので
 コーヒー山では「しのぶコーヒー」と呼んでいます。
 尾根にあるために、始終風にさらされています。
 特に東の谷から吹きつける東風が吹き抜ける尾根なので
 今回の台風9号でも長時間暴風雨にさらされ続けましたが
 今のところ不思議に耐えしのいでいます。
 今後、尾根にヤンバル在来種の防風林を植えて防風強化を堅固にするか、
 あるいは、黒ポットに入って移植準備中の「しのぶコーヒー」の苗木たちは、
 避難して別の場所に植えることになるかもしれません。
posted by COFFEE CHERRY at 18:26| 沖縄 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月13日

キノボリトカゲのランチタイム

カカオの発芽ポットのちかくにあるリュウキュウハゼの木で、
小さな恐竜・キノボリトカゲが
メガトン級害虫のモリバッタの子供を
捕食している場面に遭遇しました。

キノボリトカゲ110613-1.JPG
 キノボリトカゲはスピルバーグ監督の映画
 「ジュラシックパーク」に登場する“恐竜”を
 思い出すような姿をしていますが、
  1980年代のTV‐CMでお茶の間の人気者になった
 エリマキトカゲの親戚なのです。


キノボリトカゲ110613-2.JPG
 コーヒー山でのモリバッタは、
 コーヒーのアルカロイド(毒性、コーヒーではカフェイン)
 にも無関係で無差別に葉を大量にむさぼる
 メガトン級の害虫ですから、
 キノボリトカゲが捕食してくれるとありがたいのですが、
 キノボリトカゲはヘビや野鳥に狙われるという
 食物連鎖が構築されていて、
 コーヒー山は生存競争が厳しい
 弱肉強食の世界なのです。
 ランチで食べ放題なら、いくら食べ盛りとはいえ
 もう今日は充分でしょう。


キノボリトカゲ110613-3.JPG
 キノボリトカゲは木陰で擬態しているために
 茶色だったり、画像のように黄緑色だったりと変身しています。
 画像のキノボリトカゲは、葉に隠れてチャンスを待っていたので
 黄緑色なのです。


キノボリトカゲ110613-4.JPG
 一般のトカゲよりも、カメレオンとかガラパゴス諸島を
 イメージ出来るトカゲなので、
 見れば見るほど魅力的ですよね。


キノボリトカゲ110613-5.JPG
 撮影している私を警戒して彼はカメラを見ています。
 野鳥を含む野生動物はカメラのレンズを“目”と
 とらえているようですね。


沖縄地方は、過去もっとも早く、
平年より2週間も早く梅雨明けしましたが、
ヤンバルはにわか雨が降ったりして
恵みの雨水に頼るコーヒー山では
ありがたい限りです。
posted by COFFEE CHERRY at 20:42| 沖縄 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月08日

リュウキュウイノシシとの遭遇U

コーヒー山から帰宅する途中で、
リュウキュウイノシシの母子に遭遇しました。

子供にはウリ坊特有の斑点もないし、
大きくなっていますから、独り立ちが近いようですね。

リュウキュウイノシシ110606-1.JPG
 リュウキュウイノシシは、
 日本本土に生息するニホンイノシシの琉球列島亜種で、
 奄美諸島、沖縄本島、先頭諸島で生息している小型イノシシで
 豚に近い姿をしています。
 「子連れでは親が子を守ろうと凶暴化する場合がある」
 と聞いていて注意はしていますが、
 今のところイノシシの方が、早々と
 「ヒト=危険」
 と察知して、山奥に去っていきます。
 ハブも同様で、カエルが多いコーヒー山には居ないわけないのですが、
 おそらく先にヒトをキャッチして逃げてしまうのだと思います。
 「ハブとマングースの闘い」
 のように、出くわしたり逃げられない局面だった時は
 命を懸けて攻撃してくるのだと思いますから
 食物連鎖の弱肉強食社会であっても、
 「無益な殺生はしない」
 という平和オーラを発信するようにしています。
 そのため撮影時も彼らから警戒されつつも
 なかなか逃げず、悠々と去って行きました。


リュウキュウイノシシ110606-2.JPG
 シングルマザーです。
 彼らの植生は雑食で、森林ではスダジイなどのドングリや
 昆虫やミミズなどの小動物、
 果実やバナナ・ユリの株などを捕食しています。
 コーヒー山の導入路「バナナロード」は
 街路樹をバナナ並木にしようと、バナナ小株を植えていきましたが、
 (数十本は植えたはずです)次々に彼らに掘り出されて
 株を食べられてしまいついに全滅してしまいました。
 コーヒーのアルカロイド(カフェイン)はどうも彼らは嫌いらしく
 まったく無関心なので安心してコーヒー栽培に集中することが出来ます。
 イノシシは外見に似合わず知能が発達していて
 「サル並み」のようですよ。
 電気柵でも鼻に当たらないと効果がないようですね。
 垂直ジャンプも70〜80cmが可能なようですし、
 ドラえもんのジャイアン、ジャイ子が恐れる
 厳しい母親みたいなものでしょうか。


リュウキュウイノシシ110606-3.JPG
 子供画像です。
 右の子が頭を突っ込んでいるのはヘドロではなく
 土に還った黒い腐葉土です。
 中にはヤンバルオオフトミミズがいるんじゃないかな。
 ジャイアン風の母親から食餌の獲り方や
 ヒトからの危険回避などを教わり、近く自立するんですね。
 ヤンバルの山々を巡回しているので、
 おそらくコーヒー山にも来るはずですよ。


雨上がりのコーヒー山110603.JPG
 雨上がりのコーヒー山です。
 ヤンバルの森林は那覇市の約3〜4倍も雨量がある多雨林で
 本島の最高峰・与那覇岳(503m)もコーヒー山に近く、
 そのため年間を通して霧が発生します。
 そのため大気中には水分濃度が高く、
 コーヒー山は湿度が高く保たれているわけです。


コーヒー山近くの山110606.JPG
 コーヒー山から谷をはさんでフエンチヂ岳(390m)が見えます。
 コーヒー山の標高は約300mあり、
 県内のコーヒー園では、コーヒー山より標高が高いところは
 “絶対”といえるくらい無いと思いますよ。
 ハワイ島のコナ地区の標高は400〜800mですから
 コーヒー山は「沖縄のコナ」みたいなものなのです。


普久川ダムから照首山方面1009.JPG
 国頭村を東西に横断する県道2号線の
 普久川(ふんがわ)ダムから
 照首山(395m)山頂にかけて撮影した画像です。
 ブロッコリーのような樹形をした木がたくさんありますが、
 これはヤンバルの山を密生する
 ブナ科のイタジイ(正式名はスダジイ)という
 シイ属の常緑照葉樹です。
 高さが20mくらいになり、山肌を隠すように枝葉が覆い
 コーヒー山でも乾燥を防いだり強力な防風林にもなっています。
 秋には実(ドングリ)をたくさん地面に落とし、
 イノシシの貴重な冬のたんぱく源に貢献しているのです。
 ヤンバルにはイタジイだけでなくタブノキ、イスノキなど
 本土の照葉樹林帯と共通する樹種もありますが、
 ヤンバルの林床には恐竜を連想するようなヒカリヘゴ(木性シダ類)や
 林床に生えるシダ類、背の高いクワズイモなどの草本が生育しているのは
 本土の森林と異なります。
 ヤンバルは多くの野生動物たちと会えるサファリゾーンで
 毎日が楽しみの連続ですが、
 保護と開発が同居する不思議な地域でもあるのですが
 Pax Kunigamina(国頭の、特に野生動物たちの平和)
 が強く望まれるのは当然でしょう。


RIU110607.JPG
 リュウキュウイノシシのようですが
 我が家の家族、ラブラドール・レドリバーのRIUです。
 股関節亜脱臼で9カ月歩けませんでしたが
 自力で歩行出来るように回復しました。
 自宅近くの海岸でご機嫌状態ですね。


ハイビスカス110604.JPG
 台風2号が本島接近の日(5月28日)に
 東村の森のハーブ園に行って撮影した
 ハイビスカスです。
 花たちは台風で飛ばされたはずなので、
 いろいろ撮影してきて良かったです。
 こちらの10個400円のこだわり卵を買いに行ったのですが
 “こだわり”はハンパじゃないですよ。
 こちらのハーブ園も
 「自然の森の再現を目指し、その中にハーブがある」
 という考え方なので、
 私と同年齢の比嘉さんとはとても気が合うのです。



コーヒー山では、リュウキュウイノシシを排除することなく
野生動物たちと仲良く共生出来るように
していきたいと考えています。


昨年の9月にはコーヒー山でリュウキュウイノシシに遭遇しましたが、
その記事はこちらでご覧下さい。
posted by COFFEE CHERRY at 19:58| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月22日

コーヒー山のサツマニシキ

5月18日(水曜)、梅雨の中休みで久しぶりに雨が上がり、
コーヒー山を点検していると、何やら不思議な生物を発見!

サツマニシキ110518-1.JPG
 南山近くの風が吹き抜ける尾根に
 元気なコーヒー苗木がたくさんの花芽を出しているのですが、
 この近くで見つけました。
 トロピカル的なメタリックで、
 森林内に不似合いな浮き出た発色の生物です。


何しろ、初めて見たので
「新種発見か?」
とも思ったのですが、
帰宅して調べてみると
「サツマニシキ奄美・沖縄本島亜種」
という、
マダラガ科、ホタルガ亜科の“蛾”で
残念ながら「新種発見」ではありませんでした。

国や県のレッドデータブックにも記載されていないので
希少種ではないのですが、
コーヒー山でも初めて見ました。

サツマニシキというと、薩摩の焼酎の銘柄や
大相撲の力士の四股(しこ)名をイメージしてしまいますから
名前と合っていないような感じですね。

実際にコーヒー山で見た彼は
デジカメ画像とは比較にならないほど
綺麗で目立っていたのですが、
どうも撮影は難しいですね。


サツマニシキ110518-2.JPG
 ふつうの蛾は夜間に活動しますが、
 サツマニシキはド派手な体色を自慢したいのか
 これ見よがしに日中に活動するようです。
 この胴体はメスらしいです。


サツマニシキ110518-3.JPG
 「蛾の仲間では最も綺麗」とされているようですから、
 「美人すぎる蛾」ともいえますが、
 良くいえば“豪華絢爛(けんらん)”、
 悪くいえば“元代々木ゼミナールの金ぴか先生”
 といったところでしょうか。


ツマムラサキマダラ101104.JPG
 少しピンボケですが、
 昨秋11月4日にコーヒー山で撮影した
 「ツマムラサキマダラ」です。
 少し似ているようなデザインですが、
 こちらはマダラチョウ科の“蝶”で、
 日本最大の蝶・オオゴマダラの親戚にあたります。
 こちらの方が断然綺麗に見えますが、
 サツマニシキに失礼かな?

posted by COFFEE CHERRY at 12:04| 沖縄 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー山の動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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